…6年半お疲れ様でした!毎週夢中で読んでました!最高にかっこいい漫画です!…
『SAKAMOTODAYS』鈴木祐斗
…東堂を摂取したことで確実に人生が豊かになりました。毎週の楽しみが次々と…
『カグラバチ』外薗健
…呪術廻戦完結おめでとうございます!同じ誌面に載ることが出来光栄でした…
『鵺の陰陽師』川江康太
9月30日発売のJUMPにて『呪術廻戦』が、連載終了となりました。
先月の『僕のヒーローアカデミア』に続き、私の習慣、そして、私を支えてくれていた作品との別れは、とても寂しいものです。
日本史上を見ても、軍事的天才といえるのは、源義経と織田信長の2人しかいないように思います。
これは、私の持論ですが、天才とは、自らのアイデアを実行し、それを社会に定着させることが出来る人です。
一方は、騎馬を集団で戦う方法を生み出し後の世に定着させ、一方は戦に鉄砲を使う方法を生み出し後の世に定着させています。
「家族は、呪いのようなもの。」
おそらく『呪術廻戦』を知らない人の中でも、上記のような表現をする人を、よく見かけるようになりました。
社会に定着させるという意味においては『呪術廻戦』も天才かもしれません。
「継承と進化」
『呪術廻戦』を一言で表現するのであれば、上記の言葉が当てはまります。
キャラクターの魅力と深い心理描写は『HUNTER×HUNTER』を継承しています。
そして、現代の漫画・アニメの特徴である地に足の付いた言葉と関係を持つキャラクター、それでいてロジカルなのに理屈じゃなかったりする『呪術廻戦』の「継承と進化」は『SAKAMOTODAYS』『カグラバチ』に受け継がれています。
「もう五条悟とか、どーでもよくない?」
「何言ってんの?」
「未来の話だよ。悠仁にはそう思ってて欲しくって。」
「僕に何かあった時、繋いでいってほしい意志も夢もあるよ。でも今の僕が僕の終わりだとして、みんないつか僕より大人になる日がくるわけじゃん。そんな中、一人くらい僕のこと忘れて、僕とは全く違う強さを持つ人間がいた方がいいと思うんだ。」
「忘れるわけないじゃん。なんからしくないっていうか、先生弱気じゃない?そんなんで大丈夫?」
「くっくっ若いねぇ。これ以上ない強気だよ。期待してるよ。悠仁。」
『呪術廻戦』最終話、五条悟と虎杖悠仁の会話です。
「生きろなんて言えない」同様、死んだ後の自分を思い出してほしいや意志を継いでほしいというメッセージではなく、僕の事を忘れて僕とは全く違う強さを持ってほしいというメッセージこそ『呪術廻戦』らしい最後のメッセージです。
「期待してるよ。」
呪いとは、悪いものだけでなく、期待や思い・優しさ等も呪いになる事を『呪術廻戦』で学びました。
最後に、最強から、私達は呪いをかけられました。
『呪術廻戦』のない、辛い事ばかりで生きていく事だけでも大変な世の中でも、最強からの呪いを心に留め、生きていくしかありません。