元寇とコロナ

 現在のコロナウイルスと、元寇には似ている部分があります。

 元寇とは、鎌倉時代中期モンゴル帝国が日本に攻め込んできた出来事です。

 本州を外国の国が上陸し、戦いを繰り広げたのは日本史上、元寇だけではないでしょうか。

 日本は、圧倒的劣勢の中、2度の大嵐に救われます。

 しかし、鎌倉幕府は懸命に戦った武士に恩賞を上げることが出来ませんでした。

 本来であれば、敗北した敵の領土を褒美にするのですが、敵が海外である為、その領土もありません。

 ここから、武士達に鎌倉幕府に対する不満が募ります。

 現在のコロナも、政府と東京都等から緊急事態宣言や休業要請が出て、それに応じても、相応の報酬はありません。

 10万円の給付金だけで、数カ月生活すること等、出来ません。

 歴史は繰り返されることを、元寇とコロナから、学ぶことが出来ます。