全人類読め

 

 

 「清峰君は、ストイックで努力家だ。誰よりも練習してるし、努力している人だと思う。」

 「そして、その努力が120%返ってくる人なのだ。だから努力が実らない人間がこの世にいるだなんて、皆目見当もつかないのだ。」

 

 『忘却バッテリー』山田の言葉です。

 

人の努力 否定すんの禁止な - 忘却バッテリー | アル

 

 

  1位『忘却バッテリー』

  2位『来世は他人がいい』

  3位『WIND BREAKER』

 

 

 私の中での2024年アニメ・ベスト3です。

 

 中でも、上記の『忘却バッテリー』の言葉は、私の中で今年の最も大きな気付きの1つでした。

 

  ♦努力は、実を結ぶ

  ♦努力をすれば、必ず夢は叶う

 

 あなたは、この言葉を、信じますか?

 これは、私の持論ですが、このような言葉を使う人・信じる人は、生活の全てをその為だけに捧げるような努力をした事がない人であると思います。

 

 努力が全て実を結ぶのであれば、誰もが、プロのサッカー選手になっています。

 努力をすれば、必ず夢が叶うのであれば、誰もが、世界一のサッカー選手になっています。

 

 

  ♦0,2%

 プロのサッカー選手になれる可能性です。

 

  ♦175万円

 プロのサッカー選手の平均年収です。

 月収ではなく、年収です。

 

 0,2%の可能性で例えプロになれたとしても、生活が出来る程の給料を稼ぐ事自体難しく、大金持ちになれるようなスター選手になれるのは、ほんの一握りです。

 

 

 このような現実を見ても、努力は実を結ぶ・努力をすれば必ず夢が叶う等と、言えるでしょうか?

 

 しかし、私は、それでも努力は必要であると思っています。

 子どもの頃に夢見た仕事ではないかもしれないけれど、選択した仕事で実績を出す為、レベル上げをする為、大切な家族の選択肢を増やす為には、努力が不可欠です。

 

 ただ、人により、選択した分野により、努力が20%しか返ってこない人もいれば、努力が120%返ってくる人もいるのです。

 プロのサッカー選手になるような人は、サッカーという分野において、努力が120%返ってくる人なのでしょう。

 

 仕事で実績を出したいのであれば、レベル上げをしたいのであれば、大切な家族の選択肢を増やしたいのであれば、努力が120%返ってくる分野を探す努力をしましょう。

 

 

 

ジャンケットバンク(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ (9/9) - RENOTE [リノート]

 

 『ジャンケットバンク』宇佐美の言葉です。

 

 

  1位『ジャンケットバンク』

  2位『カグラバチ』

  3位『氷の城壁』

 

 2024年次に来る漫画・ベスト3です。

 

 

 

  ♦わからないけれど、面白い

 

 『ジャンケットバンク』は『ヤングジャンプ』にて連載されている現代ギャンブル漫画の最高峰です。

 毎回出てくるギャンブルのルール自体、私は殆どわかっていないのですが、ルールがわからなくても面白いのです。

 

 その面白さを支えているのが、セリフの重み。

 毎日を何となく生きている大人に「それでいいのか?」と挑発してくるようなセリフの数々。

 どの週の話を読んでも、心を抉るようなセリフがある作品との出逢いは『ハイキュー』以来、2度目です。

 

 「アニメ化する説が、有力です。」

 社会が気付く前に、是非、漫画で味わってほしいです。

 

 

 

矢部 on X: ">カグラバチと魔々勇々の1巻が550円なので8話収録 それ即ちこの究極の引きで1巻を締めてくれるんですか!!!!!" / X

 

  ♦2025年からのジャンプの顔

 

 『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』

 2024年は、長きに渡り『ジャンプ』を支えてきた2つの作品との、別れの年でもありました。

 

 2023年次に来る漫画1位『SAKAMOTO DAYS』とともに、2025年からの『ジャンプ』の顔となる作品が『カグラバチ』です。

 

  …かっこいいとは何かをわかっている人です…

 『僕のヒーローアカデミア』作者・堀越さんが書いた『カグラバチ』の帯の言葉です。

 

 『ヒロアカ』『呪術」を読んで漫画家となった作者の作品は『ヒロアカ』『呪術』を足して2で割ったような魅力が詰まっています。

 

 

  ♦5巻までしか出ていないのに、130万部突破

 

 実は『カグラバチ』は、まだ単行本が5巻までしか出ていません。

 それにも関わらず、130万部を突破しています。

 まだ読んでいない人も、5巻まででれば手を出しやすい為、是非読んでみて下さい。

 

 『カグラバチ』も「アニメ化する説が有力」な為、社会に発見される前に、是非読まれる事を、お勧めします。

 

 

 

シュピラー on X: "#氷の城壁 #マンガMee https://t.co/tkv2KWChzS  「『良い所』なんて誰にだってあるよ」……名言過ぎるww https://t.co/cZkQ77XkG0" / X

 

 

  ♦全人類、読め

 

 全人類が『氷の城壁』を読めば、世界は、良い方向に向かいます。

 心理学の専門家という視点から見ても「漫画の心理描写が、ここまで来たか。」と驚かされてしまいます。

 

  ★衝突する事を、避ける

  ☆大切な人との衝突は、避けない

 

 相反するような2つの事ですが、私は、10代の時に、この2つを経験する事が、後の人生において、とても大切であると思っています。

 

 

 結婚=幸せの形という世界観は崩れていますが、結婚している人の方が収入が高く・幸福度も高いというデータが複数存在しています。

 そんな結婚ですが、結婚をしても、必ず不幸になる人がいます。

 

  ♦衝突を避けようとする人

 

 2人の人が、人生を共にする時、必ず衝突するタイミングが訪れます。

 友人や仕事で関わる人であれば、衝突を避ける事も、賢明な選択かもしれません。

 しかし、パートナーとは、衝突を避け続けていては、その2人は、必ず終わりを迎えます。

 

  ★衝突する事を避ける

  ☆大切な人との衝突は、避けない

 

 『氷の城壁』程、上記の2つを、丁寧に描いている作品を、私は知りません。

 

 コミックが全てカラーである影響から、1冊1,000円程してしまいますが、是非読んでみて下さい。

 大学で「心理学」を専攻するよりも「心理学」を知る事が出来る事を、約束します。

 

 

 漫画・アニメオタクの醍醐味は、社会で知られる前の作品を知る事にあります。