先日のチャンピオンズリーグパリ戦でスールシャール監督の無敗記録が11試合で終了しました。
ユナイテッド経営陣がスールシャールを抜擢したタイミングは優れたものでした。
4~5試合程プレミアリーグの下位チームとの対戦が続く中での監督交代をしました。
チャンピオンズ3連覇を達成したジダンが監督となったタイミングも同様でした。
まずは、勝てる相手と戦わせ、勝利の経験を重ねさせるとそのチームには自信が生まれます。
いきなり、大きな目標に挑戦すると、当然失敗を経験し、挫折を味わいます。
すると、仕事に対するモチベーションも低下します。
そうではなく、まず勝てる相手と戦わせ、勝利の経験をさせることが大きな目標達成への1歩となります。
ユナイテッド経営陣が孫氏の兵法を知り得ていたかはわかりませんが、「兵は勝つことを貴ぶ」を予習しておくことで様々な場面に対し、適格な対処ができるのではないでしょうか。