利用者の意向

 介護保険法にて、最も大切なことは、利用者の意向と言われています。
研修等でも、そのように言っています。
 しかし、実際の現場は、介護をする側である家族の意向が中心になることが多いのが現状です。
たとえば、施設入所等が家族の意向にて決まる顕著なものです。
 「施設に入りたい。」と自ら施設入所を希望する人は、ほとんどいません。
施設入所の理由は、家族介護が困難となってきたということがほとんどです。
 認知症等がなく、意思伝達がしっかりできる人の施設入所に立ち会うと色々なことを感じます。