私は、芸能人や俳優、女優等の熱愛、破局、結婚、離婚、不倫等のニュースを観るのが嫌で、民放の番組はほとんど観ません。
基本的に週刊誌が扱うようなニュースに興味はなく、むしろ嫌気すら感じていますが、ハリウッドセレブのゴシップには思わず笑みがこぼれてしまいます。
複数回の結婚、離婚は当たり前、5回や6回結婚離婚を繰り返している猛者もいます。さらに、50代や60代でも、恋愛をしている姿は、もはや美しいです。
中学生の時に読んだ映画雑誌でキアヌリーブスが素人の女性とホテルに入る姿がパパラッチされ、「キアヌ、ホテルに行くのはいいが、一緒に行く女性はもうちょっと選んでくれ。」と書かれており、笑ったことを思い出します。
私は離婚に賛成派ですが、それでも離婚は労力がいることであり、日本人の多くは離婚を繰り返す度に顔の表情が怖くなり、幸福度も下がっている人が多い印象を受けます。
しかし、ハリウッドセレブ達は恋愛や破局、結婚、離婚を重ねる毎に男女ともに、魅力が増しているように映ります。
この理由は、どこにあるのでしょうか?
運動を定期的に行うことで、脳細胞の新生は2倍に増えます。運動と同じような効果が期待出来るのが、刺激的な環境です。刺激的な環境とは、豊かな環境と置き換えた方が現実的かもしれません。
脳細胞がどれ位増えるかを考える時、どの位生まれるかとともに、その脳細胞をどの位保持出来るかを考えることが重要となります。
生まれたての脳細胞は、生存能力が低く、変化の乏しい環境だと50%しか生き延びることが出来ません。
このような状況の中、新しい脳細胞の生存可能性を高める方法が、豊かな環境です。マウスを豊かな環境に置くと、新しい脳細胞の80%が生存出来ることが証明されています。
運動により脳細胞の新生を促し、豊かな環境により脳細胞の生存を促す。
この2つを同時に行うことが、脳の機能を最大限発揮する為に、必要なことです。
そのように考えると、ずっと同じ場所に住み続けたり、ずっと同じ仕事をし続けることは、刺激的な環境とはいえず、脳の機能を最大限発揮する為にはマイナスに働きます。
コロナウイルスをきっかけにし、転職や復職、独立または投資等も少しずつ社会に定着しようとしています。
脳機能を最大限活かすということが人の能力を最大化するのであれば、そのような人の行動は合理的であると判断することが出来ます。