半端な覚悟じゃ‥あの男の前で、意識を保つ事さえできねェ‥相変わらず‥スゲェ覇気だ

 

 「来るぞ。赤髪が。」

 「若ぇ衆は、下がってろい。身が持たねェぞい。」

 「え…身が持たねェってのは一体…。」

 「いいから奥へ行ってろいっての。」

 「え?おい。お前らどうした?何が起きてんだ?」

 「ああ…もう手遅れかい。騒ぐな。気ィ失っているだけだい…。」

 「半端な覚悟じゃ…あの男の前で、意識を保つ事さえできねェ…相変わらず…スゲェ覇気だ。」

 

 

 「通さないよ。てか通れないだろ?」

 「このフロアに足を踏み入れるのは、まだ早い。どの位早いかは君達次第。」

 

 

 「先生。術式邪魔。」

 「ははっ。ばっちこい。」

 

 『ONEPIECE』覇気『HUNTER×HUNTER』オーラ『呪術廻戦』術式を現す表現です。

 平成・令和を代表する作品、いずれもが覇気・オーラ・術式により、作品のフェーズを1段階上げています。

 

 

 人生を快適に過ごす1番の方法は、バカやアホと付き合う時間を極力減らす事です。

 バカやアホを相手にしない最も有効な方法は、覇気・オーラ・術式いずれの表現でもいいのですが、それらを身に着ける事です。

 今回は、オーラと表現します。

 

 

 バカやアホは、基本的に小さな人間です。

 自分より立場の弱い相手、自信がなさそうに見える人間を見つけ、攻撃します。

 その点の嗅覚は、彼ら彼女らは敏感です。

 

 そして、攻撃対象を選ぶ場合、バカやアホは、その相手から出ている「自信オーラ」で判断をします。

 自信がなさそうな人程、バカやアホは、安心して攻撃をしてきます。

 「世間知らずの根拠のない自信」も「経験に裏打ちされていない自信」も百戦錬磨のバカやアホにとっては、攻撃対象となります。

 

 バカやアホが怖いのは、バカやアホの攻撃を含めて人生の辛酸を嘗め切って、それを乗り越えてきたようなオーラです。

 これは、静かなオーラです。

 

 

 自分で自分の人生を切り開こうと行動したら、そうではない人よりも苦労の数は多くなります。

 苦労の数とは、多くの場合、バカやアホからの攻撃に耐え、それでも前に進んでいく事を指します。

 そのように自分を成長させ、困難を乗り越えてきたようなオーラのみが、バカやアホを震撼させます。

 

 自信オーラを身に着ける為には、他人の為に、他人の言う事だけを聞き、生きていてはいけません。

 自らの人生を自らの意思で、行動、そして、習慣により作っていく事が必要です。

 そして、今している事の意義を見出し、仕事よりも大きなスケールで、今している事を見つめる視点も必要となってきます。

 

 このような心の持ちようであれば、どのような環境に置かれても、コツコツとした行動の積み重ねで、自分の道を切り拓く事が出来ます。

 このような行動の積み重ねが、バカやアホが恐れ慄く自信に繋がります。

 

 上記のような毎日を重ねていれば、バカやアホを「自信オーラ」で撃退する事は、オマケのようになっていきます。

 そのうち、バカやアホを撃退した事自体、気付かなくなっている事でしょう。

 

 

 私達は、シャンクスのように覇気で覚悟のない者が意識を保つ事を出来なくする事も、ヒソカのようにオーラを纏わない者を近づかせない事も、五条悟のように最強になる事も出来ません。

 しかし、自分の人生を自分で切り開く行動の積み重ねで、静かな自信オーラを身に着ける事は出来ます。

 さあ、今日も静かな自信オーラを身に着ける事が出来るような行動を重ねていきましょう。