印象だけに捉われない

 ここ数年、テレビを始めとするメディアにおいて有名人の離婚報道が頻繁に取り上げられます。
 また、「最近の若者はすぐに離婚をする。」という印象も社会に定着しています。
 私自身も離婚する人が多い印象を抱いていました。
 しかし、調べてみると事実は印象と異なりました。
 2002年をピークに離婚率は減少し続けています。
 人口1,000人当たりの離婚件数を示す離婚率は、2002年の2,30から2017年では1,70まで減少しています。
 ちなみに、離婚率の1番高い都道府県は沖縄県で2,44です。
 沖縄県は、結婚率も高いことを考慮すると、できちゃった婚による将来性の薄い結婚が原因に推測できます。
 また、収入の低さや家庭内暴力の多さも沖縄県の特徴の1つであるため、これらも原因と考えられます。
 印象だけに捉われずに、事実を見つめることも大切であると感じます。