会社の近く、JR東京支社があります。そこで、驚くのはJRに勤めている人、ほぼ全員が群れていることです。出社時にも群れ、ランチ時にも群れ、退社時にも群れ、「この人達は、1人で行動が出来ないのか?JRは、大丈夫なのか?」と心配になってしまいます。
私も、学生時代は群れていました。誰かといないと、不安な気持ちになっていた時期もありました。しかし、その不安以上に、群れていることへの違和感が、中学・高校・大学と年齢を重ねるごとに、大きくなっていたことを鮮明に覚えています。
群れると、その中での暗黙のルールが生じます。笑いたくなくても、笑わなければならず、行きたくもないのにトイレや食事、カラオケ等にも行かなければなりません。
私は、この違和感の答えを読書に求めました。すると、読書の中の成功者達は、若い時代に、誰も群れることなく、むしろ群れることを嫌い、孤独に実力を磨いていたという事実に気づきました。仮に、信長が群れていたら、幻滅してしまうのではないでしょうか。そこからは、無理に群れることはせず、むしろ意識的に孤独な時間を作ることを意識しました。
たまに、「大学時代の人脈が大事。」と唱える作者もいましたが、その方法を選択すると、ずっと大学時代の人脈という村社会に迎合しながら、生きなければなりません。それでは、成功とはいえないと感じました。
友達は不要と割り切ると、気持ちが楽になるとともに、人生は開かれます。