「喜びも 悲しみも あなたさえ 五等分なんです ひとつ作り笑いも見抜かれ ふたつあんたなんか大嫌いよ みっつまっすぐなこの気持ち気付いて よっつ気がつくとだんだん いつつわかりあえたね 勉強だけじゃなくて君を知りたいよ 大嫌いから大好きへと変わる心についていけないよ どんなこともあなたさえ五等分です でも私私私私私はあなたが好きよ」
『五等分の花嫁」第一期アニメ主題歌『五等分の気持ち』の歌詞です。
「お勧めのラブコメは?」と聞かれたら『五等分の花嫁』と答えます。
個人的には『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『化物語』等が大好きですが、これらはラブコメというよりも小説のような人間描写が魅力であり、好悪も別れる作品である為、お勧めは一度観たら誰もが五つ子に恋をする可愛さ500%の『五等分の花嫁』です。
今日5月20日より映画『五等分の花嫁』が公開されます。
『ハイキュー』同様、2020年2月に連載終了しているにも関わらず、人気が衰える事はなく、現在まで多くのコラボが開催され続けています。
現在も、アトレ秋葉原、ローソン、TSUTAYA等、コラボを挙げたらきりがありません。
先日池袋にて行われていた「五等分の花嫁展」では、男子高校生がスタッフに推しとの2ショットを撮ってもらっている姿が初々しくもあり、彼にとっては『五等分の花嫁』が青春そそものであるかのような目の輝きでした。
『五等分の花嫁』の魅力の1つに、誰と結ばれるのかが最後まで分からないという事が挙げられると思います。
多くのラブコメは「結局この2人がくっくつんだよな。」と最初から最後の展開を読む事が出来ます。
その中で、懸命に頑張る本命ではないライバル達に心惹かれていく事もラブコメの醍醐味ではありますが‥。
『五等分の花嫁』ではフータローが五つ子の誰とくっつくのかが最後までわかりません。
そして、結ばれる相手は誰もが予想をしていなかった‥‥という所が作品の魅力です。
このやり方は『五等分の花嫁』が連載されていたマガジンにおいて、現在受け継がれています。
『女神のカフェテラス』は5人の同居人かつカフェで働く仲間『甘神さんちの縁結び』では三姉妹、誰と結ばれるのかがわからない作品が連載されています。
13巻という長いとはいえない連載ですが、その長さであるからこそ、読者を魅了し続ける事が出来たのかもしれません。
連載は終了しており、映像においても今日公開される映画においてエンドロールを迎えます。
伝説のラブコメ『五等分の花嫁』との時間を堪能したい気持ちでいっぱいです。