合理的な意思決定スタイルが、概ね正解

 「最後は、自分の直観に従え。」等と無責任なアドバイスをする人がいます。

 人が生まれつき備え持つ意思決定のスタイルは、5つあります。

 ①合理的②直観的③依存的④回避的⑤自発的です。

 合理的は、論理的に考えて、意思決定をします。

 直観的は、直観や感覚で、意思決定をします。

 依存的は、他者のアドバイスをもとに、意思決定します。

 回避的は、意思決定を引き延ばそうとします。

 自発的は、出来るだけ早く意思決定を終わらせようとします。

 状況により、意思決定スタイルが変化することはありますが、多くの人は特定のスタイルを守り抜くことがわかっています。

 研究チームは、意思決定のその後を追いかけました。

 本人だけではなく、意思決定をした被験者の家族や友人にも、インタビューを行い、被験者が過去に行った選択とその精度をチェックしました。

 全てのデータを総合すると、結果は合理的な意思決定スタイルの圧勝でした。

 あらゆる場面において、合理的に意思決定を行う被験者が、最も大きな成果を出していました。

 一方、直観的な意思決定スタイルを持つ被験者は、自分では「私の選択は正しかった。」と答えました。

 しかし、家族や友人等、他者からの評価は、低い傾向にありました。

 直観に頼った意思決定は、自己正当化に繋がるが、他者からの評価や実際の成果は、低いことが多いことが実験から理解出来ます。

 私自身も、直観に従った意思決定は、その場面においては、失敗となったことが多かったです。

 この現象は、他の研究でも同様の結果が出ており、ほとんどの人生において、合理的、論理的に考える人の方が人生の満足度が高く、日常のストレスも低いようです。

 その反面、時に人の感情は、合理性から外れることがあり、それが人の欠点であるとともに、人の魅力であるとも捉えることも出来ます。

 また、合理性だけで意思決定をしていては、新しい挑戦等出来ないことも、事実です。

 「計算できずに残った答え、それが人の気持ちというものだよ。」

 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』平塚の言葉です。