「何してんだ、あいつ…!敵わなねえなら、退いて増援待てよ‥!自分が一番わかってんだろ。オールマイトのようにはなれないって。だから、早々に諦めてイカれたんだろ‥いらねー子どもは放ったらかしで、お母さん病むまでおいつめて‥諦めて逃げろよ‥。」
「夏‥理解はできても、納得できないってことあるでしょ?諦めたんじゃないよ。あの人は、誰よりも諦めの悪い人なんだよ。」
「象徴の不在。これが、象徴の不在‥!!」
「てきとうな事言うなや!!どこ見て、喋りよっとやテレビ!あれ見ろや。まだ炎が上がっとるやろうが。見えとるやろうが!!エンデヴァー生きて、戦っとるやろうが!!おらん象徴(もん)の尻っぽ引いて勝手に絶望すんなや!」
「ガチすぎやろ。やめろや。はよ逃げよって。」
「今、俺らの為に、体張っとる男は誰や!!見ろや!!」
「再び空からの映像です。あっ黒の敵(ヴィラン)が‥あっ!!避難先へ!!ああ追っています!しかし、追っています。エンデヴァーーー!!!!」
「おっオ前も再生さイせいも持ちなノか?」
…一緒にするな。こちとら既に、体が動かん!!動かん体を火力で推し出せ。ありがたい!痛みで意識が保てる。倒れてなるものか!霞むこの眼で、勝機を見据えろ!火力を上げろ!!もっと!!更に!!…
「そーゆーとこです。」
…エンデヴァーさん!俺の羽じゃ、破壊力が足りない。けれど、スピードなら互角です。俺ね、見てたんで知ってんですよ…
…本気で超えようなんて人は、一人もいなかった。あなただけですよ。本気で超えようとしてたのは…
…「いや無理でしょ‥どんだけ不器用なんだ。この人は。」…
…羽あらかじめ飛ばしておきました。あなたの火力に俺の羽(スピード)を上乗せする。背中推しますよNo1ー!!…
『僕のヒーローアカデミア』轟家の会話と、テレビ局アナと見ろや君、エンデヴァー(轟炎司)、ホークスの脳内言葉です。

あなたの好きな『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』は、どこでしょうか?
私は、上記の単行本21巻、アニメ4期最終話『彼は何故立ち続けたか』が1番好きな『ヒロアカ』です。
12月4日『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』最終巻が、発売されました。

昨日、山手線を降りて、改札に向かう池袋駅の階段にて、私にとっては「ミッキーマウス」「キティ」「ピカチュウ」等よりも、身近な「爆豪勝己(かっちゃん)」「緑谷出久(デク)」「轟焦凍(とどろき)」に逢う事が出来た時には、嬉しさ以上に「おかえり」というような気持ちになりました。
私にとっては、8月に連載が終了した『ヒロアカ』は、それだけ、私にとって当たり前に隣にある作品でした。
☆池袋駅
★大阪梅田駅
☆名古屋駅
現在、上記の3駅にて「かっちゃん」「デク」「轟」の「この世界には、ヒーローが必要だ」を観る事が出来ます。
そして、まだ『ヒロアカ』を観た事がない人は、是非、アニメからでいいので観て頂きたいです。
『ハイキュー』西谷夕『葬送のフリーレン』ヒンメル『鬼滅の刃』不死川玄弥を演じる、岡本さんの最もカッコいい声を聞く事が出来ます。
『ハイキュー』小爪研磨『進撃の巨人』エレン『七つの大罪』メリオダスを演じる、櫂さんの最もカッコいい声を聞く事が出来ます。
また、主題歌もカッコ良く、私は2期の米津の『ピースサイン』を聞くと、現在でも「何か始めなきゃ」という気持ちにさせて貰っています。

『ヒロアカ』最終巻を記念して『アベンジャーズ』等の作品を発表するマーベルとのコラボもされています。
『スパイダーマン:ノーウェイホーム』を観た『ヒロアカ』作者:堀越さんが『JUMP』最終ページの作者コメントで「歴代1位の映画が更新された」ようなコメントを書いていた事を記憶しています。

『ヒロアカ』作者・堀越さんと、マーベルの著名な作者達が、それぞれの作品のキャラクターを作画したものを描いているのですが、圧倒的に堀越さんの作画の方が「上手い」と感じる所に、日本の漫画・アニメが、世界一である事を強く感じます。

『ヒロアカ』否、日本の漫画・アニメは、日本だけでなく、世界中から多くの支持をされています。
今回行われた「キャラクター人気投票」は、世界を対象にし、上記のように世界中から、投票が届きました。
日本の総理大臣の名前は知らなくても「かっちゃん」は知っているというのが、現代の新たな世代の常識になっています。
『ヒロアカ』の魅力は、多々ありますが、その中の1つに「失敗を認める環境」があると、私は考えています。
♦まず、決断をし、行動する
♦行動した時に、失敗をする
♦失敗を認め、次なる決断をし、行動をする
勉強も、仕事も、人生も、シンプルに例えれば、上記の繰り返しです。
「失敗を認める」という事は、難しいものです。
特に、日本人の世界観は、失敗=恥ずかしいという気持ちが大きい為、日本人は、失敗を過度に恐れる傾向にあります。
しかし、失敗を認めない限り、現実と向き合う事は出来ません。
現実と向き合わない限り、あなたの夢や目標は、口先だけのもので終わってしまいます。
自分が正しくないと、自分が価値のない人であると思っている人は、意外にも多いものです。
子どもの時に、そのような環境で育ってしまうと、失敗を認められなくなってしまいます。
★失敗を責める
そのような親や教師等とのコミュニケーションにより「失敗を認める」という選択肢を、奪われてしまいます。
でも、大丈夫。
『ヒロアカ』を始めとする現代の漫画・アニメには「失敗を認める」環境が、自然と描かれています。
親を選ぶ事は、出来ません。
教師を選ぶ事も、出来ません。
ただ、好きな漫画・アニメを選ぶ事は出来ます。
親や教師に恵まれない事は、子どもにとって、何よりも辛い経験になります。
その後の人生においても、そのネガティブな経験は、あなたの足を引っ張る事でしょう。
そんな時には、好きな作品を、振り返ってみてください。
あなたの「親愛なる隣人」は、誰でしょうか?