君達が合格できたのは、父親の経済力。そして、母親の狂気10

 

 

 「‥契約者を殺すのは、大前提なわけでしょ。‥よかったの?そんな大事な仕事を昼彦に任せて?」

 「‥‥どうかしたか?」

 

 「漆羽(うるは)たちと接触はできたんだけど昼彦の奴‥。」

 「‥だが、ちゃんと兵隊を動かしてはいるんだろ?なら問題ないじゃないか。むしろ良い機会だ。」

 「え?」

 「昼彦の戦闘の才は、宝物だ。強力とは言えない妖術を持ちながら、あそこまで昇華させた。あの子なら妖刀もすぐにモノにする。」

 

 「だが、あまり世に触れさせてやれなかった分、精神的な未熟さは大きい。妖刀を得る前に、六平千紘と対話しておくのは、あの子にとってプラスになる。」

 「でも、せっかく長らく準備してきたのに‥これで昼彦が負けたりしたら、どうすんの?」

 「心配するな。代案は、いくつかある。切り札も含めて。あの子が失敗してもいいようにこさえた準備だ。心に余裕を持っていこう。昼彦には、失敗も、敗北も、敵の考えも、ぜひ食らってみてほしい。」

 

カグラバチ 第54話 - 無料読み - Manga Jikan

 

  『カグラバチ』毘灼構成員と幽の会話です。

 

 

 

  ♦質の高い幼稚園・保育園に通うと、小学校入学後の学力が高くなる

 

 「くるまも、令和ロマンも我々好きですから、応援もしたいし、何かあったら力になりたい。」

 「崇め過ぎだろ、くるまを、みんな。どうしたの?忘れた? 色々。オンラインカジノやった事とか。くるまがスゴイみたいな風潮あるけど、すごくはないから別に。」

 「僕は、やってないんだからオンラインカジノ。そのほうが偉いんだから。すっかり忘れて英雄みたいにしてるけど、くるまを応援する気持ちがあるなら、無駄に崇めて、他者を攻撃するのは違うからな。」

 

 令和ロマンくるまの吉本退所騒動に対する、ウエストランド井口の言葉です。

 

 2022年M1チャンピオンから、2023年・2024年M1チャンピオンに対する言葉、これがお笑いです。

 振り返れば、誰も松本人志不在について触れない中、M1の舞台でヤ―レンズのみが、松本不在について言及していました。

 「笑いの場だけは自由であり、どんな事も笑いに変える」

M-1グランプリ2024』決勝進出・出場者(ファイナリスト)一覧 ...

 

 「今の時代は、人を傷つけちゃいけないってなっているけど、あなた方がスターになってくれたら時代が変わる。そういう毒があるのが面白いので。それが王道になってほしいという願いを込めて。」

 2022年M1ウエストランドのネタ後の、立川志らくの言葉です。

 

 

 幼稚園・保育園の質の高さを図る事は難しいですが、アメリカで用いられている「保育環境評価スケール」という手法を用いて、日本でも幼稚園・保育園の質の高さを図る試みが試されています。

 

 アメリカの研究では、5歳時点で質の高い幼稚園・保育園に通っていた子ども達は、小学校2年生時点での学力が高い事が、証明されました。

 

  ☆算数の偏差値が、5,2高い

  ★国語の偏差値が、5,5高い

 

 5歳の時に通っていた幼稚園・保育園での「保育環境評価スケール」で計測された幼児教育の質が1点高くなるにつれて、小学校2年生の時の偏差値に上記のような結果が生じています。

 ただ「保育環境評価スケール」は最大が7点の為、1点の上昇は、かなり大きな上昇である事に、注意が必要ではありますが‥。

 

 日本の研究グループが行った実験では「幼児教育」の専門家が、1時間助言・指導を行う事により「保育環境評価スケール」の点数を0,53点上昇させられる事が確認されています。

 良質な幼児教育を提供する事。

 これは、子ども達が、小学校に入学した後に行われる様々な教育政策よりも、遥かに「費用対効果」が優れた投資であると、表現する事が出来ます。

 

 

 

 「久々李、昼彦に剣術仕込んでやってくれ。」

 「任せろ。」

 

 「玄力の巡りが自身で完結する格闘術とは違う。刀に込め、一体化せねばならん。だから、より奥が深く先人の知恵をー」

 「いいよ。自分でなんとなくやるし。俺、感覚派だから。」

 

 「しかし、昼彦‥剣術というものはー」

 「久々李、真面目すぎてしんどい。ま、見ててよ。」

 「昼彦が、そういうなら自由にさせてやろう。」

 

カグラバチ 第67話の感想・考察】戦国与次郎を斬り伏せた昼彦が再びチヒロと対峙 | ジャンプキッズ速報

 

  『カグラバチ』幽と久々李の会話、久々李と昼彦の会話、そして、幽と昼彦の会話です。

 

 

 

  ♦学力を重視する幼児教育の質は低い

 

 2000年以前は、アメリカの幼児教育は、子どもの主体性を重んじ、会話・遊びを通じて、コミュニケーション能力・友達関係・社会性等を身に付ける事を、目指すものでした。

 これに対し、2000年以降、アメリカの幼児教育で重視されているのは、小学校に入学した後に不利にならないように、読み書き・計算等の学力となっています。

 

 皮肉な事に、前者の幼児教育では小学校入学後の学力が上がるのに対し、後者の幼児教育では小学校入学後の学力が下がる事が確認されています。

 小学校入学後に備えて、勉強を先取りするよりも、今この瞬間も幼児期の子どもの年齢に応じた興味・関心・経験こそが、子ども達の発達においては、大切なのです。

 

 その理由は、どこにあるのでしょうか?

 読み書きや計算の指導になると、小学校のように、指導者が子ども達に一斉の集団指導をする事になります。

 しかし、幼児は、集団所中でじっと座って、大人の話を聞く事が出来る年齢ではありません。

 歩き回ったり、癇癪を起こす事は、幼児期の子ども達であれば、当然の行動です。

 

 ただ、学力を売りにしている幼稚園・保育園の保育士達は、子ども達を上手く導く事が出来ない事により、厳しさや焦りを誘発し、かえって子ども達の問題行動を悪化させてしまいます。

 

 この続きは、また後程。