啓示

 私は、20歳の時マザーテレサの活動に触れてみたくて、インド・カルカッタを旅しました。 20歳までの私は、弱者を救うことが福祉だと思っていました。  その考えが変わったのは、カルカッタを旅していた時です。 当時のカルカッタは平気で街中で人が死んでいたし、道はストリートチルドレンで溢れていました。  現在でも「ジャパニーズ、マネーマネー。」という言葉が耳に残っています。 カルカッタには一部のお金持ちとその他の貧しい人達の2極しかいないように私の目に映りました。  これを救うのは1人の人の優しさ等ではなく、社会保障制度であると私は気づきました。 それとともに、福祉をビジネスとしてきちんと評価をし、報酬を受け取り、豊かな生活ができるビジネスモデルが必要であると感じました。  意外なことにカルカッタで感じたのはマザーテレサの優しさではなく、社会保障制度やビジネスの大切さでした。 そこから10年、私の頭の中で両者への考えを巡らせ、アイデアを創出しています。