「一般に転校生には2パターンある。かましてやるか、目立たないようにするか。」
「どっちが正解っスか?」
「知らん。問題はそこじゃない。どちらも新しい環境でやっていくには、今までの自分ではいられないと自覚していることだ。場所が変われば、人は変わらざるを得ない。では、立場の場合はどうか?お前が会社で昇進したとする。部下とどのように接する?同期はどう見る?どう上司と立ち回る?完全に今まで通りということは、当然できない。人は流れる。一つの所に留まることはできないからだ。重要なのは大事なものは変えずに、どう新しい自分を構築するかだ。要はそれを楽しめるかどうかだな。」
「お前は2年で異例の強豪のキャプテン。俺はがむしゃらなプロ1年生を楽しむさ。」
「ああ、そうか。この人も初めから平源一郎じゃなかった。新しい場所に行き、新しい役割を得て変わっていったんだ。そして、今もその過程にいる。変わることを恐れるな。」
『DAYS』平と日村の会話です。
「ゆく川の流れは絶えずしてしかも、元の水にあらず。」
どのような人も、初めから現在のその人ではありません。
新しい場所に行き、新しい役割を得て、徐々にその人になっていくものです。
「変わることを恐れるな。」
平と日村の言葉通り、変わることを恐れずに、進んでいきたいものです。