好きなものより、嫌いなものが一致するかが大切

 ある機関が、交際しているカップルについて、「好きなものが同じ」と「嫌いなものが同じ」のどちらが長続きするか調査しました。  すると、「嫌いなものが同じ」の方が長続きするという結果がでました。  この結果には、納得してしまいました。  交際した当初は、「好きなものが同じ」である方が、話題も共通し、盛り上がることができるでしょう。  しかし、どんなカップルも、3カ月もすれば、冷静に相手のことを見つめ出し、相手の欠点が目につくようになります。  ここで、「嫌いなものが同じ」場合、お互いの嫌いなことを共有でき、嫌いなものをお互いの関係から切り離すことができます。  快適な環境とは、不快ではない環境のことを言います。  さらに、好きなものは変化するのに対し、嫌いなものはあまり変化しません。  アドラーは、交際にしろ、結婚にしろ、「2人が対等の精神で問題に対処して初めて、適切に成し遂げることができる。」と主張しています。  どちらか一方のみの主張だけでは、関係は長続きしません。  自分の好みを主張するだけではなく、時に相手に合わせたり、2人で課題に対処することで初めて、2人の関係は成立します。