好きの先
「好きの先に何か見つけねえと、待っているのは挫折だけだぞ。」
『ランウェイで笑って』柳田の言葉です。
心理学者ポール・ドーランは、人が体験する1つ1つの瞬間には、2つの要素があると考えました。
快楽の要素と意義の要素です。
快楽の要素は直接的な楽しみであり、意義の要素はその瞬間に意義を感じる感情のことです。
たとえば、チョコレートを食べるのは多くの人にとっては快楽の要素が大きいですが、意義の要素はごくわずかです。
これに対し、高齢者が道を渡る手助けをする時には、快楽の要素はわずかですが、意義の要素は大きいです。
他にも、ハリウッド映画は「快楽主義的」な映画製作を中心にしてきましたが、時折快楽主義的では説明が出来ない映画がヒットすることがあります。
『ライフイズビューティフル』『グッドウィルニング』等がその代表でしょうか。
このことからも、映画のヒットには、快楽の要素だけではなく、意義の要素も必要であることが理解出来ます。
好きの先、つまり快楽の先に、意義を見つけ出さないと、待っているのは挫折となってしまう可能性が高いです。
ただ1つ、快楽も10年以上継続すれば、そこから意義を見出すことが出来るということも見逃せない事実です。