嫌いは、好き以上に大切

 学校では、「嫌いなものを作っては駄目です。」と教わります。

 もちろん、この教えは間違いです。このような事実は、誰も教えてくれない為、大人になっても、学校教育そのままの教えを信じている人が多いです。

 私は、嫌いという感情は、好きという感情以上に大切であると感じています。

 嫌いという感情は、あなたに組み込まれた遺伝子が、その存在に関わると、命の危険を感じるというセンサーです。

 それは、身体的なものかもしれませんし、精神的なものかもしれません。

 いずれにしても、命の危険からは、避けるのが生物学上正しくもあり、それが自然の摂理です。

 ただ、大嫌いという感情は、大好きという感情と表裏一体であることが人間の面白い所です。

 大嫌いも大好きも、その対象に強く気を惹かれているという点において、同じだからです。