「語ることで楽になるとか、聞いてもらうだけで楽になるとか、そういう言説に対して私は否定的だし、もしも楽になったような気がしたとしても、それはきっと気のせいだとも思う。その気のせいこそを、錯覚こそを、人は望んでいるんだ。それも心から望んでいるんだと彼女はやっぱりそう言うのだろうが、なんだろう、その言葉に深く納得しつつも、やはり受け入れがたいものがある。」
『化物語』神原駿河の言葉です。
あなたが、話して楽になる相手は誰でしょうか?
恋人でしょうか?夫でしょうか?妻でしょうか?友達でしょうか?
この最も大切な人との関係を壊してしまう怖いものがあります。
それは、職場の人間関係です。
会社で嫌な事があると、プライベートな関係の人にあたってしまいます。
会社で向けられた敵意は、気付かぬうちに家族等にも向いてしまいます。
敵意を向けられやすい仕事に就いている人は、家庭内暴力をする確率が高い事も、証明されています。
嫌な人は伝染し、嫌な人と付き合っていると、あなたも嫌な人になっていきます。
その感染力は、コロナウイルス以上かもしれません。
ネガティブな感情は、ポジティブな感情の7倍感染しやすいというデータもあります。
また、会社での嫌な人間関係は、仕事の能力を10%低下させます。
たしかに、どんなに好きな仕事をしていても、隣に嫌な人がいたら、その仕事をする事は苦痛になってしまいます。
このように、嫌な人との関係は、あなたの大切な人との関係や、あなたの能力まで奪っていきます。
嫌な人のいない会社等存在しませんが、嫌な人と適切な距離を取る事は、あなたの人生を守る上での必須スキルになります。