先日、チャンピオンズリーグで敗退したユベントスは監督であるサッリの解任を決定しました。
成績も、フットボールの内容も伴わない今シーズン何度か、解任の噂は飛び交っていました。
しかし、コロナウイルスによる長期中断とスクデット獲得により、解任の噂はなくなり、来シーズンこそはサッリのフットボールが観れるのかと期待していました。
ユベントスの判断には是非がありますが、私は、「これぞ実力社会である。」と清々しい想いがしています。
「明日には、どうなるかわからない。」という緊張感が、真剣勝負を生み、新しい戦術を生み出します。これには、過去の実績等、関係ありません。
大切なのは、「今日どうするか。」です。「思い出なんかいらん」『ハイキュー』稲荷崎高校のコンセプトが頭を過ぎります。
この実力社会こそが、フットボールを世界で最も人気のあるスポーツにしていると感じます。
私は、ナポリ時代のサッリのフットボールが大好きでした。
だから、サッリにはこの経験を次のチャレンジに活かしてほしいと願っています。
世の中に失敗はありません。なぜなら、失敗という経験を得ることが出来るのは、挑戦した人だけだからです。