家康から許すことを学ぶ

 私は、成功の条件の1つに短気であることが挙げられると思います。
 短気であるが故に、お客様が気づく前に、気づくことができ、上質なサービスを提供することができます。
 しかし、常に短気のまま感情を表現していては、社会生活を営むことが困難となります。
 そのため、短気な成功者は、怒りを次の成功へのエネルギーに変換し、仕事に打ち込みます。
 「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」に謳われるように、三英傑の中で、家康は最も穏やかであるという印象があります。
 しかし、この印象は間違いです。三英傑とも、すこぶる短気であり、特に家康が最も短気であったのではないでしょうか。
 ただ、激高しやすい性格にも関わらず、家康は生涯の間で多くの人を許しています。
 三河一向一揆では家臣の大半が離反しましたが、全員許しています。
 自らを殺害しようとした本田正信も許し、参謀として従えてしまいます。
 長男の信康を自刃に追い込んだ酒井忠次も許し、徳川四天王のトップに据えています。
 家康は、許すことにより、天下人となりました。
 家康から、許すことが成功の必要条件であることを学ぶことができます。