他者から見ると、幸福な環境にいるように見えても、当の本人は幸福ではない事が多分にあります。
子どもが大人になる段階で、まずぶつかる壁は「自分には価値がない。」という事を知る事です。
学校での人間関係や受験、就活と、現代の日本の社会では、子どもは否定される事が、大人になる一歩目のようになっています。
私は、時に否定される事も必要であり、そこから知識や経験、能力を経ていく事が大事であるとは思いますが、その中でもこの否定がその後の人生のデフォルトになってしまう人が一定数いる事も事実です。
ここで、家族の支え等があれば踏みとどまる事も出来るかもしれませんが、世の中には家族の支えに頼る事が出来ない人もいます。
否定が思考のデフォルトになってしまうと、幸福の罠にはまってしまいます。
仕事で抜きん出る為に懸命に働き、同僚を助ける為残業し、パートナーや子どもを溺愛し、彼ら彼女らのあらゆる気まぐれに答えようとします。
人生で出逢う全ての人を喜ばせようとし、自分よりも、他者の要求を優先します。
このような言動は、彼や彼女の不安定な思考や感情を取り払う事が出来るでしょうか?
他者の承認を得る為に常に自身を後回しに、必死に働いたり、家族を溺愛する事は、自身の不安定な思考や感情を強めるだけの結果になる事が多いです。
他者を幸せにしたいなら、まずはあなたが幸せになる事を優先すべきです。