座って悩まない。筋トレをしながら悩む事が、悩みと上手く付き合う方法である2

 

 「今から魔法学校の編入試験なんですけど、なんで筋トレしてる奴いんの?」

 『マッシュル‐MASHLE-』クロードの言葉です。

マッシュル 第4話(4/5) 」マッシュル-MASHLE-公式の漫画

 

 

 ウォーキングやランニング、サイクリング等の「有酸素運動」では、筋肉は増えません。

 たとえば、ウォーキングを継続して行っていたとしても、筋肉量は35歳頃から加齢とともに減少し始め、45歳頃からは減少が顕著になっていきます。

 

筋肉量の低下には注意っ! | 浦安の整体なら口コミ満足度NO1うらやす整体院

 

 「筋トレ」をすると、筋肉の減少を防ぐ・筋肉量を増やす等の効果があります。

 「筋トレ」の効果は、それだけではありません。

 

   ☆ダイエット効果

   ★病気の予防

   ☆自己肯定感の向上

 

 「筋トレ」の効果は「有酸素運動」同様、自己肯定感の向上・ストレス軽減・気分の改善等、心に与える影響が強いと、私は考えています。

 確かに「筋トレ」をしている間に「自分は駄目だ‥。」等と、落ち込んでいる人はいないですよね…。

 「筋トレ」をする事により「セロトニン」等のホルモンが分泌され精神が安定したり、「テストステロン」等のホルモンが分泌され集中力が上昇したりします。

 

 

 「筋トレ」により筋力をつける事は、基礎代謝量を上げる事が出来る為、ダイエットをしたい人に、お勧めです。

 基礎代謝量が増え、1日に総消費カロリーが上昇すれば、より痩せやすくなるからです。

 

 身体の中で、特にエネルギーの消費が大きい部位は、筋肉です。

 身体を動かす骨格筋を例にして、エネルギーを消費する仕組みをみていきます。

 

 

  ①筋細胞の細胞の中に溜められたエネルギー源「クレアチリン酸」が使われる 

  しかし「クレアチリン酸」は、数秒で使い果たされる

 

  ②次に「糖質」が使われる

  筋肉中に蓄えられた「グリコーゲン」「糖」に変えて、エネルギーを生み出す

 

  ③長い時間筋肉を動かし続けると「脂質」が、エネルギー源として使われるようになる

  筋肉内に貯蔵された脂質だけでなく、皮下等の脂肪細胞から供給される脂質も利用する

 

 

 運動の回数を増やしたり、時間を増やしたりすると「筋肉」を動かす為のエネルギーを得る為に、貯蔵された「糖」や「脂質」が、消費されていきます。

 これにより、脂肪細胞に溜まった脂肪を、減少させる事が出来るのです。

 

 

 トレーニングにも、様々なものがありますが、アスリートやダイエット中の人に、人気があるトレーニング方法の1つが、高負荷インターバルトレーニング(HIIT)です。

 HIITは、短い時間の高負荷な「無酸素運動」と、休憩を繰り返すトレーニングです。

 

 たとえば、バーピージャンプやジャンピングジャック等といった運動を、各30秒程度全力で繰り返し、その後30秒休憩をし、これを繰り返すといったものです。

 短時間で、心肺機能の強化や減量等の効果を得る事が出来る為、人気があります。

 

 HIITが減量に向いている点は、短時間で多くのカロリーを消費出来る所にあります。

 30分当たりのトレーニングを比較すると、ランニングやサイクリング、筋トレ等よりも、3割程、カロリーの消費が大きいです。

 

 「無酸素運動」では「糖質」が消費され「乳酸」が作られます。

 これを分解する為に、運動後には、多くの酸素が消費されます。

 これが、カロリーの消費を高めると、考えられています。

 

 さらに「無酸素運動」「アドレナリン」「成長ホルモン」等の脂肪の分解を促すホルモンの分泌を促進する為、脂肪を消費しやすい身体の状態を作り出す事も、カロリーの消費を高めていると考えられています。

 

私の勝手な解釈なのですが、ハイキューのクロが言う「──俺達は ...

 

 

 「有酸素運動」「無酸素運動」を組み合わせ、身体の健康と心の健康、さらに脳が正常に働く状態を保つ事は、長期的な視点で見たら、何よりも大切な事であると感じます。