座って悩まない。筋トレをしながら悩む事が、悩みと上手く付き合う方法である

 

 …稲荷崎(ウチ)の大将は、チームのスローガンが、あんま好きやない言うとった…

 …俺は好きやけど、今はちょっぴりわかる気ィもする…

 

 …バレーボールの思い出なんか、1個も無い。ぜんぶここにあんねん、全部!!俺の筋肉や!!…

 『ハイキュー』宮侑の脳内言葉です。

 

思い出なんかいらん」|Kazu

 

 

 「有酸素運動」とは逆の「無酸素運動」である「筋トレ」をすると、筋肉の量を維持したり、増やしたりする等、より高い健康効果が得られます。

 

 瞬間的に筋肉に大きな負荷を掛ける「筋トレ」は、筋肉のエネルギーであるATPを、酸素を使わない方法で作る「無酸素運動」の1つです。

 「筋トレ」には「有酸素運動」では得られない下記の効果が期待出来ます。

 

  ☆筋肉の量を維持する

  ★筋肉の量を増やす

 

 ウォーキングやランニング、サイクリング等の「有酸素運動」では、筋肉は増えません。

 たとえば、ウォーキングを継続して行っていたとしても、筋肉量は35歳頃から加齢とともに減少し始め、45歳頃からは減少が顕著になっていきます。

 

筋肉量の低下には注意っ! | 浦安の整体なら口コミ満足度NO1うらやす整体院

 

 加齢により日常生活に差し支える程、筋肉量が減少する事を「サルコペニア」と呼びます。

 「サルコペニア」が進行すると、立ったり、歩いたりする運動機能が低下した状態(ロコモティブシンドローム)や、心身ともに衰えて介護が必要になる前段階(フレイル状態)になりやすくなります。

 

 ただし、中高年期以降でも、正しい「筋トレ」を行う事により、下記の効果を得る事が出来ます。

 

  ☆減少した筋肉を増やす

  ★筋肉の減少を食い止める

 

 

 特に、大切な筋肉部位は、太ももの前側・お尻・腹回り・背中の筋肉です。

 「サルコペニア」「フレイル」を予防して健康寿命を延ばすには、上記の筋肉を維持する事が、大切です。

 

 

 「筋トレ」で得られるメリットは、筋肉を増やす事だけではありません。

 

 筋肉は、血中の糖分(グルコース)を、蓄える働きがあります。

 その為、筋肉が増える事で、血糖値が安定します。

 

 また、筋肉の細胞からは、100種類以上の「マイオカイン」と呼ばれる物質が、分泌されています。

 その中に「筋トレ」により分泌量が増え、慢性的な炎症を抑制したり、血糖値を下げたりする等の効果がある「善玉」がある事も、近年の研究によりわかってきています。

 さらに、骨量を増やす「マイオカイン」もあり「筋トレ」により、増加する事も、証明されています。

 

 

 白血球等から分泌され、炎症を調節して病原体を排除する「インターロイキン6」という物質があります。

 一般的には「インターロイキン6」の分泌に異常が起こると、慢性的に炎症が起きて、全身に悪影響を及ぼすとされています。

 

 実は、筋肉を使うと、筋肉細胞からも「インターロイキン6」が分泌されます。

 筋肉由来の「インターロイキン6」は、筋肉自身・血管・各臓器等に作用し、下記のような効果を及ぼします。

 

  ☆筋肉の新生

  ★炎症の鎮静化

  ☆脂肪・糖の分解

 

 

 これ以外にも「筋トレ」には、ダイエット効果・心の病気の予防・ポジティブな世界観を持つ事が出来る等の効果があります。

 この続きは、また日程。