強くなってよ。僕においていかれないくらい

 

 「でも恵君には、多少無理してもらうかも。頑張ってね。強くなってよ。僕においていかれないくらい。」

 『呪術廻戦』五条悟の言葉です。

 

 

  y=ax+b

 数学における一時方程式の公式です。

 この公式の最も肝となる部分は、xが変数であり、xの値により、yの値が変化するという事です。

 これに対して、aとbは与えられた数字の為、変える事は出来ません。

 

 仕事において大切な事は、売上を上げる為の変数が何かを見つける事です。

 

 たとえば、あなたがプレゼンに臨んだとします。

 資料作成の時間を、2時間から4時間に増やし、レイアウトやデザインにこだわりました。

 しかし、これまでとプレゼンの結果が変わらなかったとしたら、どうでしょうか?

 

 ここで、4時間の努力を8時間に増やし、さらに、資料作成に時間を掛ける事は、間違った選択です。

 その理由は、プレゼンの資料の完成度が、プレゼン成功の為の変数ではないからです。

 

 試しに、プレゼンの様子を動画で撮影してみて下さい。

 すると、資料が出たタイミングで、すぐに要点を伝える事なく、ダラダラと前置きを抑揚のない言語で話している事に気付くはずです。

 そこで、資料が映し出されたら、最初の10秒で結論を述べるという方法を試してみます。

 この実践により、プレゼンを聞いている人の反応が変わり、プレゼンの成功する回数が、以前より増えました。

 

 これにより、プレゼンでの伝え方が変数である事に気付く事が出来ました。

 

 

 あなたの仕事の変数は、何ですか?

 気持ちや熱意等という言葉に惑わされる事なく、きちんと数字で仕事を見る能力を養って下さい。

 仕事を数字で見る能力を養う事が出来ている人は、10人中1人いる程度です。

 

 仕事の変数を見つける為には、行動の回数を増やす事です。

 仕事の質や仕事の意味等は、後から理解出来ればいいのです。

 行動の回数を増やし、仕事の変数を見つけて、こっそり私に教えて下さい。