強さと弱さではなく、強さも弱さ

 恋愛漫画や恋愛映画は、大嫌いから始まる物語が王道です。

 大嫌いが大好きに変わいく為、そのふり幅の大きさから、ただ好きになるよりも、より特別な大好きとなる所が観ていて楽しい部分です。つまり、大嫌いと大好きは、相手に強く惹かれているという点で同じ感情であり、表裏一体なのです。

 強さと弱さも別々に考えるのではなく、表裏一体であると理解する必要があります。

 たまに、自らの弱さを語る方がいますが、それ裏返せば、全部強さになるのにと口惜しくなります。

 怒る人は、勇気がある人とも捉えることが出来ます。自信がない人は、慎重な人と捉えることが出来ます。

 逆に、自分が強さであると感じている部分は、弱さでもあるという認識を持つべきです。

 勇気がある人は、怒る人である可能性が高いです。慎重な人は、自信がない人である可能性が高いです。

 このように強さと弱さは表裏一体であることを理解すると、今までの選択肢が倍に拡がります。