心の中にサイコパスを住まわせる2

 「悪魔が恐れるデビルハンターはなあ‥頭のネジがぶっ飛んでるヤツだ。佐原はまともだったなあ。だから死んだ。木ノ内もまとも。昴もまとも。佐々木もまとも。まともだから、悪魔の攻撃を怖がっちまう。恐怖が悪魔の力になるからな。」

 「素直でまっすぐ単純。だから、悪魔の奴らもどうすりゃ怖がるか、わかっちまう。だがネジがぶっ飛んでるヤツは、何を考えてるかわからない。悪魔も理解できんモンは怖がるモンだ。」

 『チェンソーマン』岸辺の言葉です。

 

 サイコパスを表現するかのような岸辺の言葉ですが、常に頭のネジがぶっ飛んでるヤツでは、仕事や人生を生き抜いていく事は困難です。自分の心の中にあるサイコパスを必要な場面で、相手にわからない程度に頭のネジがぶっ飛んでるヤツとして使っていく事が賢明です。

 多くの人は、自身への批判を、自身への屈辱として受け止めてしまいます。

 そのように受け止めていては、身動きが取れなくなるか、怒りや悲しみの感情に身を任せ長期的にみたら損となる言動を繰り返してしまう事になります。

 まずは、そのように受け止めてしまうメカニズムを知る事が必要です。

 

 批判や屈辱を火災に例えると、理解しやすくなります。

 批判や屈辱のメカニズムは、3段階に分かれています。

 1つ目は、火災の原因となった最初の火花です。これは、誰かの自身に対する言動です。

 2つ目は、燃えている物質です。これは、誰かの言動に対する自分の受け止め方です。

 3つ目は、燃焼を維持している酸素です。これは、自分が恥をかきたくない、バカにされたくない、他人に負けたくない等の思いです。

 以上の3つ、火花、燃える物質、酸素が生じる事で、あなたの心の中の火は燃え続けるのです。

 

 上記3つのうちの1つでも特定して排除出来れば、あなたは火災を起こさなくて済みます。

 実際の火災同様、心の火災にも上手く対応しなければ、その炎は燃え続け、自身はもちろん、周囲の人や物まで燃やしてしまいます。

 上手く対応する為には、メカニズムを理解し、練習や経験を積む事が必要です。

 予防は、治療よりも、有効です。その為に正しい知識を身に付ける事が必要となります。

 そして、心の火災に上手く対応する為に、最も有効な方法があなたの心の中のサイコパスを発動させる事です。