怒りを利用し、その後忘れる

 昔観た映画に、「怒りの感情は、利用するんだよ。」という台詞がありました。

 仕事をしていると、1日1回程は、怒りの感情を覚えることがあると思います。

 その怒りの感情は、誰かに愚痴を言ったり、あたったりするのではなく、自身の仕事のエネルギーに変換していくべきです。

 これは、怒りの感情だけではなく、感動や嬉しさ等も同様です。

 本を読んだらそこで終了ではなく、次のページを自身で描き、行動することで、読書から得た知識を、人生に役立たせることが出来ます。

 いつまでも、同じことで怒っている人がいます。1カ月前も、2カ月前も、同様のことで怒っています。

 怒りを仕事のエネルギーに変換することは大切ですが、それにより仕事で成果を出せたのであれば、その怒りを忘れることも大切です。

 いつまでも、同じ怒りを抱えたままでは、負の連鎖にはまり、人もお金も離れていきます。

 怒りの感情は利用し、利用したその怒りは忘れることが大切です。