思い出なんかいらん7

 

 …俺の武器は、堅実さ。でも、俺にも新しい事ができる!!…

 『ハイキュー』菅さんの言葉です。

を on X: "とりあえず菅原孝支と天童覚の素晴らしいところだけ載せるわ。影山天童とか月島天童の絡みも最高だけど菅原天童もすばらしいということが分かった。  http://t.co/CtPmf8Yvp9" / X

 

 

 6月13日は、菅さんの誕生日でした。

 JUMPSHOP入場の1時間前から、菅さんグッズを身に纏った女性達が列をなし、入場から15分程で各バースデイグッズは、売り切れていきました。

 

 現在『ハイキュー』グッズの値上がりが、円安以上の勢いで、続いています。

 2021年を境に『ハイキュー』グッズの値上がりは下火となり、2022年・2023年には各キャラクターのバースデイグッズも当日売り切れになる事も、少なくなっていました。

 それが映画公開と同時に『ハイキュー』グッズが爆発的に売れるようになり、どのキャラクターのバースデイグッズも、即日売り切れとなっています。

 

 映画の影響で、これまであまり高く売れなかった黒尾や研磨の値上がりが3倍程になっているのに加え、北さんや菅さん、白布等、あまりグッズが多く展開されないキャラクターのバースデイグッズ等の値上がりも3倍以上になっています。

 私自身、今週2022年に500円で購入した黒尾の缶バッジが、9,000円で売れました。

 そして、高価な商品の購入者は、殆どが海外在中の方です。

 

 先週のアメリカの雇用統計で示された平均時給は、35ドルでした。

 35ドルを現在のドル円相場で円に換算すると、時給5,500円になります。

 日本の時給の約5倍の時給を稼ぐ事が出来るアメリカ人からすると、9,000円の缶バッジも、日本人の時給で考えると、1,800円程の価格となります。

 メルカリで海外の人を相手に販売をしていると、日本が安い国になっている事を実感します。

 

 

 

 

 「‥ほんとよくあの態勢から上げるよねえ。アンダーでいいじゃん。アレは。」

 「セッターは、セットするんが仕事やで?適切な位置にボールをセッティングするんや。」

 「‥で?」

 「アンダーは、腕2本。オーバーは、指10本。よりいっぱいのモンで支えたんねん。セッターやもん。」

 

 …これこそ宮侑。お調子者であったり、時に高圧的でありながらも、スパイカーに対して、誰より真摯で献身的だ…

 

 

 …あんな風に、バレーをやる人と一緒のチームに居って、俺は、なんちゅう中途半端をやったんや。‥絶対もう呼ばれへん思とった…

 「世界一の奴らかて、同じ事ずーっとやっとったら、すぐ世界一から引きずり下ろされんねん。日本一にもなってへん俺らが、去年を昨日を守って、明日何になれる?何かひとつでいい。今日、挑戦しいや。」

 

 …全国2位が何やねん。2位?3位やったっけ?どっちでもええわ。昨日の事や…

 …昨日は、もう消化した。たくさんの昨日は、もう筋肉になっとる…

 …今日、何をする…

 『ハイキュー』稲荷崎高校‥思い出なんかいらん‥のプロローグです。

 

思い出なんかいらん論【#マンガの話がしたい】|noue

 

 

 

 ‥私は、そういうタイプじゃない。

 ‥それは、私らしくない。

 ‥私の性格的に、それをやったら変だ。

 

 

 私が、私であると認識をし、私はこんなタイプ。私はこんな性格だ。と判断をしています。

 では、その私とは、一体何者なのでしょうか?

 

 

 それは、生まれてから、今日までに、あなたが、出逢った人・出来事・環境が作ったあなたです。

 これが「セルフイメージ」と呼ばれる、自分が自分に与えているイメージです。

 

 親・友達・教師に言われた事、感じ取った雰囲気。

 先輩や上司から受けた扱い。

 すれ違った人の視線。

 

 このような無数の経験から、多くの人は、自分はこんな人間と自分で自分を限定していきます。

 

 

 ‥モテない。

 ‥粘り強い。

 ‥変だと思われたくない。

 

 こんな風に自分で自分を限定する事で、私達は自分の「アイデンティティ」を保っています。

 

 

 

 それ以上でも、それ以下でもない。

 ここが自分らしい場所であると決めて、その中で落ち着いています。

 

 これは「コンフォートゾーン」と呼びれ「コンフォートゾーン」は、ただそこにいるだけで心地がいいものです。

 中学生位になると、クラスの中でグループが生まれます。

 AランクはAランク同士で群れ、BランクはBランク同士で群れ、CランクはCランク同士で群れます。

 

 「コンフォートゾーン」は、心地よいので、それ以下になる事に対して、恐怖を抱きます。

 また、これと同様に、それ以上になる事にも、恐怖を抱きます。

 これは「セルフイメージ」を守る為の、バリアのようなものです。

 

 

 ‥モテたい。

 ‥収入を上げたい。

 ‥生活を安定させたい。

 

 

 そうは思っていても「セルフイメージ」が、あなたの邪魔をします。

 だからこそ、自分のレベル上げをしたい時には「セルフイメージ」も一緒に高める必要があります。

 

 

 では、どうすればいいでしょうか?

 

 

 その方法とは、自分が目指している自分になったふりをする事です。

 すでにそうなった自分を演じ、すでにそうなった自分として、日々の生活を送るのです。

 これを習慣化する事で、あなたの「セルフイメージ」が、すでにそうなった自分になっていきます。

 

 この効果は、絶大です。

 私は、意識はしていませんでしたが、高校生の頃から、すでにそうなった自分として過ごす事が好きでした。

 周りの友人の将来のイメージは、ごく普通のものばかりでしたが、私の将来のイメージだけは、ぶっ飛んでいました。

 私は、いまだに、そのぶっ飛んだ将来のイメージを持ち続け、少しずつレベル上げをしてきている「セルフイメージ」を持ち続けています。

 

 

 

 キリンは、他の動物が届かない植物を摂取する為に、首の長い個体同士で交配を重ね、現在の姿に「進化」をしていきました。

 これを「進化」と捉える事も出来ますが「過去の最適化」と捉える事も出来ます。

 

 「過去の最適化」とは、過去に失敗した事を排除していき、選択肢を減らす事で、残った選択肢に最適化していく事です。

 その意味で本当の「進化」とは、魚が陸に上がった事や、ペンギンが空中ではなく海に飛び込んだり、サルが樹上の生活から陸上の生活をしていった事等を言います。

 

 木の上で生活をしていたサルの1匹が「下が気になる」と感じ、行動に移した事が、私達ヒトの始まりです。

 他のサルは「アイツは何をやっているんだ?」「食べ物をないし、危険だろ」「やめておけばいいのに」等と思った事でしょう。

 

 それでも、どうしても気になり、思い切って地上に降りたサルが、私達ヒトの始まりです。

 

 

 ゴールが先。

 どうなるかは、やりながら考える。

 

 昨日は、もう消化しています。

 たくさんの昨日は、もう筋肉になっています。

 

 大切なのは、今日何をするかです。