…俺の武器は、堅実さ。でも、俺にも新しい事ができる!!…
『ハイキュー』菅さんの言葉です。
6月13日は、菅さんの誕生日でした。
JUMPSHOP入場の1時間前から、菅さんグッズを身に纏った女性達が列をなし、入場から15分程で各バースデイグッズは、売り切れていきました。
現在『ハイキュー』グッズの値上がりが、円安以上の勢いで、続いています。
2021年を境に『ハイキュー』グッズの値上がりは下火となり、2022年・2023年には各キャラクターのバースデイグッズも当日売り切れになる事も、少なくなっていました。
それが映画公開と同時に『ハイキュー』グッズが爆発的に売れるようになり、どのキャラクターのバースデイグッズも、即日売り切れとなっています。
映画の影響で、これまであまり高く売れなかった黒尾や研磨の値上がりが3倍程になっているのに加え、北さんや菅さん、白布等、あまりグッズが多く展開されないキャラクターのバースデイグッズ等の値上がりも3倍以上になっています。
私自身、今週2022年に500円で購入した黒尾の缶バッジが、9,000円で売れました。
そして、高価な商品の購入者は、殆どが海外在中の方です。
先週のアメリカの雇用統計で示された平均時給は、35ドルでした。
35ドルを現在のドル円相場で円に換算すると、時給5,500円になります。
日本の時給の約5倍の時給を稼ぐ事が出来るアメリカ人からすると、9,000円の缶バッジも、日本人の時給で考えると、1,800円程の価格となります。
メルカリで海外の人を相手に販売をしていると、日本が安い国になっている事を実感します。
「‥ほんとよくあの態勢から上げるよねえ。アンダーでいいじゃん。アレは。」
「セッターは、セットするんが仕事やで?適切な位置にボールをセッティングするんや。」
「‥で?」
「アンダーは、腕2本。オーバーは、指10本。よりいっぱいのモンで支えたんねん。セッターやもん。」
…これこそ宮侑。お調子者であったり、時に高圧的でありながらも、スパイカーに対して、誰より真摯で献身的だ…
…あんな風に、バレーをやる人と一緒のチームに居って、俺は、なんちゅう中途半端をやったんや。‥絶対もう呼ばれへん思とった…
「世界一の奴らかて、同じ事ずーっとやっとったら、すぐ世界一から引きずり下ろされんねん。日本一にもなってへん俺らが、去年を昨日を守って、明日何になれる?何かひとつでいい。今日、挑戦しいや。」
…全国2位が何やねん。2位?3位やったっけ?どっちでもええわ。昨日の事や…
…昨日は、もう消化した。たくさんの昨日は、もう筋肉になっとる…
…今日、何をする…
『ハイキュー』稲荷崎高校‥思い出なんかいらん‥のプロローグです。
‥私は、そういうタイプじゃない。
‥それは、私らしくない。
‥私の性格的に、それをやったら変だ。
私が、私であると認識をし、私はこんなタイプ。私はこんな性格だ。と判断をしています。
では、その私とは、一体何者なのでしょうか?
それは、生まれてから、今日までに、あなたが、出逢った人・出来事・環境が作ったあなたです。
これが「セルフイメージ」と呼ばれる、自分が自分に与えているイメージです。
親・友達・教師に言われた事、感じ取った雰囲気。
先輩や上司から受けた扱い。
すれ違った人の視線。
このような無数の経験から、多くの人は、自分はこんな人間と自分で自分を限定していきます。
‥モテない。
‥粘り強い。
‥変だと思われたくない。
こんな風に自分で自分を限定する事で、私達は自分の「アイデンティティ」を保っています。
それ以上でも、それ以下でもない。
ここが自分らしい場所であると決めて、その中で落ち着いています。
これは「コンフォートゾーン」と呼びれ「コンフォートゾーン」は、ただそこにいるだけで心地がいいものです。
中学生位になると、クラスの中でグループが生まれます。
AランクはAランク同士で群れ、BランクはBランク同士で群れ、CランクはCランク同士で群れます。
「コンフォートゾーン」は、心地よいので、それ以下になる事に対して、恐怖を抱きます。
また、これと同様に、それ以上になる事にも、恐怖を抱きます。
これは「セルフイメージ」を守る為の、バリアのようなものです。
‥モテたい。
‥収入を上げたい。
‥生活を安定させたい。
そうは思っていても「セルフイメージ」が、あなたの邪魔をします。
だからこそ、自分のレベル上げをしたい時には「セルフイメージ」も一緒に高める必要があります。
では、どうすればいいでしょうか?
その方法とは、自分が目指している自分になったふりをする事です。
すでにそうなった自分を演じ、すでにそうなった自分として、日々の生活を送るのです。
これを習慣化する事で、あなたの「セルフイメージ」が、すでにそうなった自分になっていきます。
この効果は、絶大です。
私は、意識はしていませんでしたが、高校生の頃から、すでにそうなった自分として過ごす事が好きでした。
周りの友人の将来のイメージは、ごく普通のものばかりでしたが、私の将来のイメージだけは、ぶっ飛んでいました。
私は、いまだに、そのぶっ飛んだ将来のイメージを持ち続け、少しずつレベル上げをしてきている「セルフイメージ」を持ち続けています。
キリンは、他の動物が届かない植物を摂取する為に、首の長い個体同士で交配を重ね、現在の姿に「進化」をしていきました。
これを「進化」と捉える事も出来ますが「過去の最適化」と捉える事も出来ます。
「過去の最適化」とは、過去に失敗した事を排除していき、選択肢を減らす事で、残った選択肢に最適化していく事です。
その意味で本当の「進化」とは、魚が陸に上がった事や、ペンギンが空中ではなく海に飛び込んだり、サルが樹上の生活から陸上の生活をしていった事等を言います。
木の上で生活をしていたサルの1匹が「下が気になる」と感じ、行動に移した事が、私達ヒトの始まりです。
他のサルは「アイツは何をやっているんだ?」「食べ物をないし、危険だろ」「やめておけばいいのに」等と思った事でしょう。
それでも、どうしても気になり、思い切って地上に降りたサルが、私達ヒトの始まりです。
ゴールが先。
どうなるかは、やりながら考える。
昨日は、もう消化しています。
たくさんの昨日は、もう筋肉になっています。
大切なのは、今日何をするかです。