昨日『鬼滅の刃無限列車編』が『タイタニック』を抜き、歴代興功収入2位となりました。
天邪鬼な私は、『鬼滅の刃』よりも『ヴァイオレットエヴァーガーデン』をお勧めしたいです。
「愛してるを知りたいのです。」から始まる物語は、京都アニメーションが作る美しい映像とともに、進んでいきます。
孤児として生まれ、戦争中に拾われた少女、ヴァイオレットエヴァーガーデン。彼女は、生まれながらに持った類まれな戦闘能力を戦争における武器として使われていきます。そんな少女が、少佐から最後にもらった「愛してる」という言葉の意味を知る為、手紙の代筆業、自動手記人形として仕事をしながら、たくさんの人の様々な感情に触れていく物語。それが『ヴァイオレットエヴァーガーデン』です。
号泣必至の映画であり、私の席の前の女性は開始5分で、号泣していました。
「愛してるも、少しは理解できるようになったのです。」
物語の最後にタイトルを出す演出は、この作品のお決まりですが、映画においても、それは変わりませんでした。
エンドクレジットが流れる直前、スクリーンに浮かんだタイトルは「アイシテル」でした。
京都アニメーションを巡る昨年の悲惨な事件。それでも、アニメが作る世界を「アイシテル。」作品とともに、京都アニメーションにも想いを巡らせてしまいました。