戦に勝つ条件は、3つあります。
1つ目は、食料・武器・情報等の調達経路の確保です。
2つ目は、戦術等の軍略です。
3つ目は、実際に戦をする武将の武力です。
たとえば、関ケ原の戦いにおいて、石田三成は1のスペシャリストでした。
秀吉が天下統一を果たせたのも、三成のこの部分の能力の高さが支えていた功績が大きいです。
2の部分は、三成の周りの軍師達が担うことができました。
しかし、三成には3の部分が欠けていました。
秀吉とともに戦い、3の部分を担っていた加藤清正・福島正則等は家康側についていました。
戦いを仕掛け、布陣する部分まではできた三成でしたが、武将としての力が欠けていたことが関ケ原の敗因ではないでしょうか。