火星移住計画「スペースX」でお馴染みのイーロン・マスクは、電気自動車を手掛けている「テスラ」のCEOでもあります。
マスクは、「テスラ」の株式を非公開にするとTwitterで発表しました。
株式を公開する目的は、会社を成長させるための資金集めです。
しかし、マスクを始め、アメリカの実業家には株主による資金集めを必要とせず、実業家本人の言動により、何億・何兆円もの資金を集めることが可能です。
そのような背景を考えると、四半期ごとに決算を発表し、株主に向けて事業の取り組みをすることにマスクは非生産性を感じました。
そのため、マスクはテスラの株式非公開の発表を決断しました。
たしかに、火星移住計画や電気自動車開発等は数カ月ではなく、数年、数十年単位で研究を続け、成功させるような事業です。
四半期ごとに成果を出すよりも、マスクのペースで研究を進める方が良い結果が生まれる可能性が高くなるという主張も納得できる部分があります。
会社は株主のためと言われ久しいですが、このような会社と株主との関係性にも変化が必要なのかもしれません。
それにしても、マスクやザッカーバーグ等若きシリコンバレーの成功者は話題に事欠きません。
話題を作ることも成功者の仕事です。