日本郵政がアフラックへの3,000億円近い出資により、アフラックをグループ会社化する発表が昨夜ありました。
郵便事業が縮小化する中での日本郵政の一手といったところでしょうか。
私はその前に自社の企業努力をした方がいいと思います。
郵便事業はほぼ独占事業である上に、公務員体質が抜けきらず、企業努力という意識が脆弱であるようにうつります。
不在連絡票の再配達受付も17時までですし、宅配ボックスがあるのに宅配ボックスを郵便局員はなぜか利用しないことが多いです。
また、日本郵政が提供するかんぽ生命は、終身保険・医療保険・がん保険等、どの商品を見てもワースト保険と言わざるを得ないパフォーマンスです。
それでも、高齢者は郵便局が大好きで、かんぽ生命に加入していることに私は首をかしげてしまいます。
さらに、出資先のアフラックの保険パフォーマンスも非常に低いです。
CM等でお馴染みのため、がん保険といえばアフラックというイメージを持つ方も多いです。
しかし、アフラックに保険加入することはお勧めできません。
数年後に高齢者相手に郵便局員がアフラックの保険商品を売る姿が容易に想像できます。
日本郵政もアフラックも出資やCM以前に自社の企業努力を図るべきであると感じます。