「春は夜桜。夏には星。秋には満月。冬には雪。それで十分酒は美味い。それでも不味いんなら、それは自分自身の何かが病んでいる証拠だ。」
『るろうに剣心』比古清十郎の言葉です。
5月6日~5月20日までを、ニ十四節季において、立夏と呼びます。
草木の緑が日増しに濃くなり、五月晴れの空に鯉のぼりが泳ぐ立夏は、陽のエネルギーに満ち始め、歴では夏の到来となります。
ゴールデンウィーク真っ只中に始まる立夏は、端午の節句・母の日等、イベントが満載です。
その一方、五月病に見舞われる人が多い事も立夏の特徴です。
季節の養生も、春の「肝」から、夏の「心」に季節は変わっています。
少しずつ「心」の養生に移っていく事が、大切です。
ゴールデンウィークの連休により、睡眠のリズムが崩れ、不眠・倦怠感・憂鬱等、気分の落ち込みや身体のだるさ等の症状に代表される五月病。
五月病は、医学的な病名ではありませんが、症状に照らし合わせると、睡眠障害・鬱病等に該当するでしょうか。
仮に、5月をやり過ごしたとしても、6月の梅雨の時期に症状が悪化する事もある為、怠い・眠い・動けないといった症状があるのなら、まずは生活習慣を見直し、養生していきましょう。
五臓でいうと、立夏は、春の「肝」から、夏の「心」へと移る季節です。
立夏の養生キーワードは「補血」「養心」「安神」です。
食事で血を補い、しっかり休む事で心を養い、メンタル面を安定させるという意味です。
仕事で実績を出し、休みの日は様々な場所に出掛け、8時間寝る事。
仕事で実績を出す為には、時に人が休んでいる時に仕事をしたり、勉強をしたりする事も必要です。
休みの日には、自身の世界観を拡げる為、様々な場所に出掛ける事も必要です。
仕事や勉強と、様々な場所に出掛ける事を、10年以上続けていくと、点と点が線となり繋がっていく事が出てきます。
休みの日は、しっかり休む事は正しいですが、実際休みの日にただ休んでいるだけの人に成功者がいない事も事実です。
優しい言葉だけを鵜呑みにせず、以上の現実ともきちんと向き合い、あなたが勝利出来る生活スタイルを見つけ出し、習慣化していく事が、1番の養生となる事を約束します。