「春は夜桜。夏には星。秋には満月。冬には雪。それで十分酒は美味い。それでも不味いんなら、それは自分自身の何かが病んでいる証拠だ。」
『るろうに剣心』比古清十郎の言葉です。
5月6日~5月20日までを、二十四節季において、立夏と呼びます。
立夏の旬の食材は、①アボガド②イワシ③イチゴです。
①アボガドは、5月病でエネルギー不足に陥った身体に気を補い、元気を取り戻してくれます。
疲労回復をサポートしてくれるアボガドは、解毒作用にも優れています。
その為、便通を良くし、飲み過ぎた身体にも最適な食材です。
②イワシの旬は、産地によりバラツキがありますが、5月頃から関東付近で獲れるものが出回ります。
イワシは、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きのあるEPA、脳の働きを良くするDHA等の不飽和脂肪酸を多く含み、生活習慣病の予防にも効果があります。
また、細胞の生まれ変わりを助け、髪や肌の健康を保ったり、口内炎の予防にも役立つビタミンB2が豊富に含まれています。
③イチゴの旬は、春から初夏です。
ゴールデンウィークにいちご狩りをしたり、いちご狩りを見かけた方も多いのではないでしょうか。
イチゴには、血管・歯・骨等を正常に保ち、ストレスや風邪等に抵抗力を示すビタミンCが多く含まれています。1日に7粒食べるだけで、1日に必要なビタミンCを補ってくれます。
食事が美味しくなる最も重要な要素は、2つです。
1つは、空腹である事。
もう1つは、旬の食材を味わう事。
旬の食材を味わい、心と身体に影響を補給して、今日も毎日を乗り切っていきましょう。