「春は夜桜。夏には星。秋には満月。冬には雪。それで十分酒は美味い。それでも不味いんなら、それは自分自身の何かが病んでいる証拠だ。」
『るろうに剣心』比古清十郎の言葉です。
7月23日~8月7日までを、二十四節季において、大暑と呼びます。
大暑は、1年で最も暑い時期です。
また、花火大会、海開き、夏休み等、風物詩も、目白押の時期です。
大暑の旬の食べ物は、①とうもろこし②甘酒③ところてんです。
①とうもろこしは、夏祭りの定番です。
とうもろこしは、エネルギーを補うだけではなく、余分な熱を取り除き、むくみを解消してくれる為、夏場の強い味方です。
食べ方は、皮付きのまま5~6分程レンジでチンをするのが定番ですが、ご飯と一緒に炊くとうもろこしご飯もお勧めです。
②甘酒は、夏バテで食欲のない人に、お勧めです。
新年の初詣で振る舞われる事が多い甘酒ですが、実は甘酒は夏の季語で、昔は夏場によく飲まれていました。
飲む点滴とも呼ばれる甘酒ですが、適量を飲む事と砂糖や人工甘味料等が入っていないものを飲む事をお勧めします。
③ところてんは、天草という海藻から作られ、身体を冷やしながら、便通を良くしてくれます。
ところてんには、腸内環境を整える水溶性食物繊維と、腸の蠕動運動を活発にする不溶性食物繊維の両方の食物繊維が含まれています。
お腹の中に入った食物繊維は、お腹の動きを活発にして、便を出す事を助けてくれます。
食事が美味しくなる最も重要な要素は、2つです。
1つは、空腹である事。
もう1つは、旬の食材を味わう事。
旬の食材を味わい、心と身体に栄養を補給して、今日も人生を乗り切っていきましょう。