クリスティアーノ・ロナウドがレアルマドリードからユベントスに移籍します。
ロナウドとメッシの10年間にも終止符が打たれるようで、寂しい気持ちになります。
時代に終止符が打たれるものの、マンチェスターからマドリード、そしてトリノへロナウドのチャレンジは続きます。
現在でこそ、マドリードは人気・実力ともに世界一のクラブですが、ロナウドが移籍した2009年は現在のような状況ではありませんでした。
チャンピオンズリーグでは何年もベスト16以上に進むことができず、ライバルのバルセロナは当時歴代最強チームでした。
つまり、ロナウドのマドリード移籍は、成功が約束されたものではありませんでした。
移籍当時、マドリードがチャンピリーグ3連覇する姿も、マドリードのユニフォームを着ながらバロンドールを4度受賞する姿も想像できませんでした。
ロナウドには、周りを勝利に巻き込む力があります。ロナウドがユナイテッドにいた頃はイングランドがヨーロッパの主役でした。
マドリードに移籍をすると、ヨーロッパの主役はスペインになりました。
ユベントスに移籍をしたことで、イタリアがヨーロッパの主役になるかもしれないと期待してしまいます。
ブッフォンが去ったユベントスでロナウドにはリーダーとしてチームを勝利に巻き込むことが期待されます。
もしかしたら、リーダーとしてのさらなる活躍の舞台を求め、ユベントス移籍を決意したのかもしれません。
いずれにしても、世界一ゴールを求める男のチャレンジは続きます。