朝を科学する

 24時間には、それぞれの時間に適した思考や行動があります。

 その時間に、最も適した思考や行動を重ねる事が、あなたを成功に近づけます。

 

 朝は、脳が最も活躍出来る時間です。

 そこで、大切になる事が、脳に無駄なエネルギーを使わせないという思考です。

 毎朝同じ時間に起きる、朝起きてからする事をあらかじめ決めておく、仕事に着ていく服をあらかじめ決めておく等、脳に無駄なエネルギーを使わせない事が大切です。

 脳の視床にある松果体が、体内時計の役割を担っています。

 毎日同じ時間に起きる事で、身体のリズムを一定に保ち、その一定のリズムが私達を健康に導いてくれます。

 また、朝起きてからやる事をあらかじめ決めておく事も大切です。

 朝食を食べるか食べないか悩んだりせず、食べないなら食べないと決めておく、食べるなら何を食べるかを決めておく事です。

 私の場合は、朝起きてプロテインを飲み、体重と体脂肪等を図り、シャワーに入り、着替えて会社に出掛けます。

 そして、着る服をあらかじめ決めておく事も、脳に無駄なエネルギーを使わせない為に大切です。

 アインシュタインやジョブズ、ザッカーバーグが、着る服に悩むという無駄なエネルギーを使わない為に、毎日同じ服を着ていた事は有名な話です。

 最後に最も大切な事は、朝テレビを観ない事です。

 あなたとは直接関係のない無駄な情報は、あなたの脳のエネルギーを消費します。

 朝テレビを観る事は、睡眠によりせっかくきれいな状態になった脳に、ゴミをまき散らすようなものになってしまいます。

 ビジネスマンも、日経平均とドル円相場だけ理解しておけば問題ありません。

 

 家を出たら多くの人は、会社に通勤をします。

 東京で仕事をしている人の場合、通勤の片道平均時間は1時間と言われています。

 結論からいうと脳が最も活躍出来る朝の時間に、満員電車の中1時間もの時間を費やす事は避けるべきです。

 通勤時間が20分を超えると、身体的にも、精神的にも、ストレスを感じ、仕事に対するモチベーションが低下します。

 さらに、通勤に1時間掛かる人が、職場に歩いて通える人と同程度の満足度を得る為には、その人よりも、40%多くの収入を得なくてはならないというデータがあります。

 これらのデータより、職場には自転車で5分、徒歩15分程度で通える場所に、自宅を持つ事が有効です。

 ただ、処々の事情によりそのような環境を構築する事が困難な人も多いでしょう。

 そういう時には、通勤時間を勉強の時間にあてたり、教養を得る時間にあてたりする事が賢明でしょう。

 

 通勤時間を勉強にあてる事同様、脳が最も活躍出来る朝の時間を勉強に充てる事が賢明です。

 朝の30分の勉強は、夜の1時間半の勉強以上の価値がある事が、脳科学の観点から証明されています。

 また、その勉強をさらに脳に良いものにする為、朝に運動をする事が効果的です。

 ビルゲイツも、ジャックドーシーも、朝に運動をする事を習慣にしています。

 1日の中で最も集中力を発揮できる時間は、起床から2~3時間です。この時間は、脳のゴールデンタイムと呼ばれています。

 そして、この時間を4~5時間に延長出来る裏技は、テレビやスマホ等から無駄な情報を入れない事と、運動です。

 運動により、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニン等の脳内物質が放出され、これによりやる気や集中力が高まります。

 

 自身の感覚やこれまでやっていたからという惰性ではなく、ヒトが最も能力が発揮出来る思考や行動という視点から、それぞれの時間の過ごし方を学び、実践する事が成功の継続を助けてくれます。