根拠を示し、指導する

 20歳の頃から、現在まで『僕らの時代』という日曜朝の番組を観てきました。

 大学生の頃には、「仕事に対して、そう向き合うのか。」「人生をそのように考えているのか。」や話の聴き方、質問の仕方等、多くを学びました。

 しかし、ここ数年はそのような学びも少なく、開始5分程で観ることを辞めることの方が多くなっていました。

 3日前に放送された『僕らの時代』は久々に楽しいものでした。

 その中でも、サニブラウンの言葉が印象的でした。

 「アメリカは、元々陸上選手とかじゃなくて、ちゃんとコーチングを学んだ人なんですよね。日本は、何でやるんですか?って聞いても、とりあえずやれ。全員同じことやるじゃないですか。アメリカで聞くと、1から説明してくれるし、1人1人違うし。選手と相談しながら組み立てていく。」

 日本のコーチングのレベルの低さを、見事についてくれています。

 私も高校時代、練習の意図やフォーメーションの意図等を質問すると、「いいから、やれ。」と言われ、その上生意気であると言われ、試合のメンバーから外された経験が何度もあります。

 日本のスポーツのレベルを上げるには、指導者のレベルを上げる必要があります。それは、プロだけではなく、小学校・中学校・高校の指導者です。コーチングも、そのスポーツの最前線も学ばない指導者により、どれだけ多くの才能が潰されてきたことか‥。

 選手と監督は、別の仕事です。選手を引退した人の解説を聞くだけで、その人がどれだけ考え、勉強をしてきたかを知ることが出来ます。

 サニブラウンの言葉が、日本中の指導者に届くことを願います。

 そして、『僕らの時代』では家族の話や恋愛の話ではなく、仕事の話を掘り下げて頂きたいです。