格差から階級へ

 世の中は、格差社会から階級社会へと、変化しているように感じます。
たとえば、東京23区においても、住む場所・働く場所等により、階級が顕著に表れます。
 階級が上の方が住む区は、年収が高い方が多く、犯罪発生率が低いです。
階級が下の方が住む区は、年収が低い方が多く、犯罪発生率が高いです。
口に出しにくい話題では、ありますが、これが現実です。
 日本は、すでに1億総中流ではないと思います。
こういう現実を目のあたりにすると、20歳の時に旅をしたインドを思い出します。
 インドは、一部の裕福な人と、多数の貧しい人の2つの階級しかありませんでした。
一部の裕福な人は、全身にダイヤを身にまとうなか、多数の裕福な人の住む街には、道中に死体が転がっていました。
 将来の日本がこのようになることは考えにくいですが、危惧される要素はあるのではないでしょうか。