「船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。一定量の心配や苦痛は、いつも、誰にでも必要である。」
ショーペンハウアーの言葉です。
ある研究によると、楽な仕事は死亡率を2倍に上げるという結果が出ています。
過去に行われた複数の研究においても、会社内でポジションの高い人程、健康で幸福度が高い事実が証明されています。
もちろん、仕事のストレスが脳卒中や心筋梗塞、うつ病等の疾病を起こしやすいことは、承知の事実です。
しかし、その反面、楽な仕事も、人に悪い影響を及ぼすことも証明されてきています。
表裏一体。ストレスは、私達の味方にも、敵にもなることが、複数の研究結果から理解出来ます。
このように考えると、ストレスそのものではなく、ストレスをどのように捉えるかが、私達の仕事や人生において、大切となるのではないでしょうか。