正しかろうが間違っていようが自分らしく生きよ。安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だ

 「女はね実力があってもカワいくなければナメられる。当然カワいくっても実力がなければナメられる。分かる?女の呪術師が求められるのは実力じゃないの、完璧なの。そして真依ちゃんは、それ以上の理不尽と戦ってるの。」

 「うるせえよ。不幸なら何しても許されんのかよ。じゃあ何か?逆に恵まれた人間が後ろ指さされりゃ満足か?どんな生い立ちだろうと、私はアイツが気に食わねえ。同じ生い立ちでも私は真希さんが大好きだ。テメェらこそ、これから呪おうとしてるバカが、どんな人間か少しは考えたことあんのかよ。完璧も理不尽も応える義務がどこにある?テメェの人生は仕事かよ。」

 『呪術廻戦』西宮桃と釘崎野薔薇の言葉です。

 

 性別は、精子と卵子が受精し、早い段階で決定します。

 その後の男性や女性という性格を決定していくのは、テストステロンというホルモンによる部分が大きいと最新の科学で判明しています。

 現代、性別はスペクトラムであり、完全に男性である人も、完全に女性である人もいない事がわかってきています。

 今日のあなたは60%男性で40%女性であるかもしれませんが、明日のあなたは40%男性で60%女性であるかもしれません。

 さらに、現代は性の中性化が進み、男性らしさを作り上げるテストステロンが、過去15年間で男性において20%減少しています。

 また、女性にはテストステロンがほとんどないと断定されていましたが、現代の女性の中には男性並みにテストステロンを持つ女性が少なくない事も解明されてきています。

 テストステロンは、戦うホルモンであり、勝負する時やピンチな時、または新しい事に挑戦する時に、私達の背中を押してくれるホルモンです。

 女性の社会進出が当たり前になり、性差をなくそうという動きの背景にあるのは、テストステロンかもしれません。

 

 

 「男がどうとか、女がどうとか、知ったこっちゃねーんだよ。テメェらだけで勝手にやってろ。私は奇麗にオシャレしてる私が大好きだ。強くあろうとする私が大好きだ。私は釘崎野薔薇なんだよ。」

 『呪術廻戦』釘崎野薔薇の言葉です。

 

 イギリスのBBCがジェンダーに関する実験を行いました。

 0歳の男女の赤ちゃん2人に、女の子には男の子の服を、男の子には女の子の服を着せ、様々なおもちゃを用意し、ボランティアの大人がどのようなおもちゃで、赤ちゃんと遊ぶかを調べた実験です。

 ボランティアの大人は、男の子の見た目をした女の子の赤ちゃんには、ロボット等、男の子のおもちゃを選びました。

 これに対し、女の子の見た目をした男の子の赤ちゃんには、人形等、女の子のおもちゃを選びました。

 実験の結果、大人は見た目で性別を判断し、その性別に合わせ、おもちゃを選んでいる事がわかりました。

 

 おもちゃ、洋服、生活用品、習い事、能力、子育て方法等、性差の偏見は浸透しています。

 実際は女の子の方が、科学・数学・工学等において成績が良いにも関わらず、男の子は理系、女の子は文系という偏見が、現代においても深く根付いています。

 また、男性の方が賢く、女性の方が気遣い上手という偏見も、文化や世代を超えて、存在しています。

 しかし、偏見のない人等いません。

 まずは、大人が自身の偏見に気づき、偏見がいかに自身の言動に影響を与えているかを知る事です。

 そして、性差の固定観念に囚われない言動を重ねていく事で、私達の次の世代にはその偏見がなくなっていきます。