私は、日頃より、疑問に感じていることがあります。
その疑問とは、何故政治家が多くの日本人、特に高齢者から、尊敬をされているのかということです。
政治家は、日本人、特に富裕層から集めた税金の配分を決めているだけです。
その上、政治家の高過ぎる給与等も、税金から支払われています。
そのように考えるのであれば、尊敬すべきは、政治家ではなく、税金をたくさん納めている富裕層に向けられるべきです。
しかし、日本人は富裕層には「ずるいことばかりして。」「金の亡者。」等、尊敬の対象どころか、悪い印象を持つ人が多いです。その証拠に、有名人がスキャンダルを起こすと、自分の生活に何の関係がないにも関わらず、多くの日本人が批判の嵐を展開します。
富裕層がいなければ、医療を3割負担で受けることも、年金が貰えることも、安全な道路を利用することも出来なくなるでしょう。
また、富の再分配自体は間違いではないと感じていますが、その再分配を決めている公式等もない中、現在は政治家の力により、再分配が決定されていることが間違いではないかと感じます。
これにより、地方で誰も使わない会館や道路等を作り、その為に建設会社・土木会社等に仕事が入り、その人達がその政治家に投票をする等の公式が成り立ち、税金が無駄に使われ、無駄に税金を使う人が再び当選するというシステムになっています。
都内の高齢者バス無料も良い例です。年金を納めている以上に受給出来、給与も右肩上がり、銀行や郵便局に預金しておくだけで金利6%がついた高齢者は、どの世代よりも、お金を持っています。その高齢者に対して、バスを無料にする必要はありません。これも、平均年齢50歳の国特有の選挙対策です。
富の再分配や選挙等、これまで民主主義とされてきたものも、役割を終えつつあるのではないかと感じます。
1つ提案として、極論のようなシステムですが、『PSYCHOPASS』シビュラシステムも、検討の余地があるのではないでしょうか。