「どんな才能ある人間も、いつでもポジティブでいられるワケじゃない。弱音を吐いたり、怖気付いたり、自信を失いそうになる瞬間は誰にだってある。」
「そんな時、俺はいつも聞くんだ。今の自分じゃなく、理想のクリス・プリンスならなんて言うかをね。それで満足か?いやまだやれるさ。少し休んだっていい。次の一歩を踏み出せ。そうするコトで‥理想と一致しない自分を、俺は絶対に許さない。」
「そんな俺をナルシストだと笑うヤツもいる。狂ってると罵られるコトもある。でも、クリス・プリンスが求めてる俺の理想を裏切る行為(コト)はできない。」
「理想を追求しろ。現実と戦えー世界一になりたければ、理想を現実に変える肉体を持て。」
『ブルーロック』クリス・プリンスの言葉です。
朝7時に朝食を食べます。
食べた物は、9~11時頃には小腸の入り口である十二指腸に到達し、強力な消化機能を持つ膵液と混ざり合います。
そして、小腸の本体である空腸と回腸を通過する間、3~5時間程度、さらによく混ぜられ続けられます。
①分節運動:互い違いに収縮する
②振子運動:細くなったり太くなったりする
③蠕動運動:肛門側へ中身を送る
小腸は、想像以上に活発に、複雑に動いています。
伸びたり縮んだり、縦横に運動する事で、食べ物を消化吸収しながら肛門側へ送り出します。
小腸の神経ネットワークは、脳と独立して働く事が出来ます。
その為、小腸を身体の外に取り出しても、複雑な運動は消えません。
緊張するとお腹が痛くなった経験はあるでしょうか?
または、環境が変わった事により、便秘が続いた経験はあるでしょうか?
このように、精神的なストレスで腸の調子が悪くなるという経験をされた事がある方も多いのではないでしょうか?
ストレスが原因で下痢や便秘が慢性化する「過敏性腸症候群」という病気もあります。
脳と腸は「迷走神経」という神経で結ばれています。
「迷走神経」を通じて、脳が感じたストレスが腸に繋がる為、上記のような現象が生じます。
近年は、逆に腸が脳に与える影響が注目されています。
例えば、鬱病の人は、健康な人と比較し「ビフィズス菌」等の乳酸菌が少ないという研究結果が出ています。
また、アルツハイマー型認知症を発症している人は、健康な人と比較し、腸内細菌のバランスが異なる事も知られています。
さらに、アリゾナ大学の研究では、自閉症の子どもの3~5割が下痢や便秘の症状を抱えており、自閉症の状態は腸の状態と相関関係があると結論付けています。
いずれも、まだ研究途上で、詳しくわかっていない事も多いです。
しかし、脳と腸の「脳腸相関」の研究は盛んに行われており、治療が困難な心や脳の病気の改善に役立たれる事が期待されています。
サッカー選手に限らず、仕事で実績を出し続けたり、長期間に渡り挑戦を続けたり、大切な家族を守る為だったり‥そのような人達はどこかのタイミングで必ず自分の心と身体に向き合う必要があります。
何故なら、仕事で実績を出し続けるにも、挑戦を続けるにも、大切な家族を守るにも、健康な心と身体が不可欠だからです。
そして、これは、どちらか一方だけというわけにはいかず「脳腸相関」同様、どちらとも向き合わなければなりません。