「どんな才能ある人間も、いつでもポジティブでいられるワケじゃない。弱音を吐いたり、怖気付いたり、自信を失いそうになる瞬間は誰にだってある。」
「そんな時、俺はいつも聞くんだ。今の自分じゃなく、理想のクリス・プリンスならなんて言うかをね。それで満足か?いやまだやれるさ。少し休んだっていい。次の一歩を踏み出せ。そうするコトで‥理想と一致しない自分を、俺は絶対に許さない。」
「そんな俺をナルシストだと笑うヤツもいる。狂ってると罵られるコトもある。でも、クリス・プリンスが求めてる俺の理想を裏切る行為(コト)はできない。」
「理想を追求しろ。現実と戦えー世界一になりたければ、理想を現実に変える肉体を持て。」
『ブルーロック』クリス・プリンスの言葉です。
私達が、活動のエネルギーとして使ったり、身体を作る成分として利用される主な栄養素は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」の3つです。
上記3つは、三大栄養素と呼ばれています。
栄養素を体内に吸収する為には、細かく分解する必要があります。
この過程を「消化」と呼びます。
「消化」は、口に入った時から始まりますが、全ての食べ物が順序良く細かくなっていくわけではありません。
たとえば、唾液に含まれる「アミラーゼ」が分解出来るのは、ご飯やパン・イモ等の炭水化物のみです。
胃では、主に「タンパク質」の分解が行われ、炭水化物の分解は進みません。
また、この段階では「脂質」は、殆ど分解されていません。
十二指腸まで進むと「炭水化物」の分解が再開され「タンパク質」はより細かく切断されていきます。
「脂質」は、胆汁により細かく分解された後、膵液で分解されます。
このように、強力な消化液である胆汁と膵液の働きにより、摂取した食べ物は、腸の壁で吸収出来るサイズにまで分解する事が出来るようになっているのです。
同じルーを使っているのに、カレーにトロミがつかない経験はありませんか?
カレーのトロミは、小麦粉に含まれているデンプンが、加熱する事でのりのように変化してついていきます。
つまり、カレーの鍋に炭水化物を分解するアミラーゼが入ってしまうと、デンプンが分解されてしまい、トロミがつかなくなってしまうのです。
アミラーゼは、唾液に含まれる為、美味しいカレーを作る時には、味見に注意する必要があります。
サッカー選手に限らず、何かの仕事で実績を出し続けたり、長期間に渡り挑戦を続けたり、大切な家族を守る為だったり、そのような人達は、どこかのタイミングで必ず自分の身体と心に向き合う必要があります。
何故なら、仕事で実績を出し続けるにも、挑戦を続けるにも、大切な家族を守るにも、健康な身体と心が不可欠だからです。
そして、これは、どちらか一方だけというわけにはいかず、どちらとも向き合わなければいけません。