畏敬の念を持つと不安や体内の炎症レベルが下がる

 心理学でいう畏敬とは、何か自分の理解を超えるような対象に触れた際に生じる鳥肌が立つような感覚をいいます。

 研究により、畏敬の念を抱く回数が多い人程、不安や体内の炎症レベルが低く、人生の満足度も高いことが証明されました。

 その対象は、何でもよく、極地でオーロラを目のあたりにした事でも、アート作品に感動したことでも、自分の理解を超えるような発想の人物とい出逢ったり等、心からすごいと感嘆出来れば、それは畏敬となります。

 何かに畏敬を感じると、私達は自分の小ささを思い知らされ、より大きな存在の一部になったかのような感覚を得ます。

 たしかに、カルカッタの夕暮れやマサイマラ国立公園に昇る朝日、ロンドンでゴッホのひまわりを観た時の感覚は、それに似た感覚でした。

 その感覚を得る中で、私達の時間感覚は未来と現在を永遠でパッケージに包んだかのような状態となります。

 成程、修行のような旅行からの飛行機で、上空から日本が見えた時に感じる感覚は、時間を超越したような感覚でした。

 畏敬を感じるには、様々なことに挑戦することが大切です。100回挑戦し、その中で1回畏敬を経験出来れば、素晴らしいことではないでしょうか。

 畏敬を感じる人は、親切な人が多く、挑戦しやすい傾向があります。

 畏敬の念には、私達の不安を減らし、良い人間にさせる効果があるようです。