今シーズン、ヨーロッパの移籍市場において、最も驚いた移籍は、トリッピアーの移籍でした。
私は、トリッピアーは、誰よりも、スパーズとイングランドに愛着を持っていると認識していました。
そして、自国のリーグが世界最高のリーグである背景や島国という環境等により、イギリス人が自国の外に出ることは、極めて少ないです。
そのような中、トリッピアーは、スペインのアトレティコマドリードに移籍しました。
フットボール選手も、チームという会社に雇われている会社員です。
当然、経営者と会社員では、意見は相違します。
実力があるのであれば、意見が相違したら、外に飛び出せばいいのです。
トリッピアーのキックの軌道には、世界有数の素質があります。
あとは、異国の地で、ゲームを作る技術や頭を養えば、世界一の右サイドバックに登り詰めることも不可能ではありません。
異端の右サイドバックに、期待しています。