白目が人を進化させた

 動物は、どこを見ているのか、わかりません。  この理由は、多くの動物に白目の部分が、ほとんどない為です。  白目があると、どこを見ているのかわかってしまう為、生存にとって不利になってしまいます。  これに対し、人は、白目の部分が広く、どこを見ているのか、すぐわかってしまいます。  一見、生存に不利な白目の部分を広くすることで、人は進化を重ねてきました。  霊長類において、白目の面積が広い順に、群れの数が多いこともわかっています。つまり、白目が多くの組織を構築する為に、必要であることが理解出来ます。  白目があることにより、直接1対1で毛づくろい等に頼らなくても、アイコンタクト等により、1対多数にも、意思を通しやすくなります。  「目は、口程に物を言う。」と言われますが、人の進化と白目の関係を見ると、その通りであることが理解出来ます。  また、その傾向が特に強いのが、日本人です。海外ドラマを観ていると、キスやハグを除くと、ずっと誰かがしゃべり続けていることに、違和感を感じます。  海外を旅していても、海外の人は、ずっと喋っている人が多いです。  日本人がマスクに抵抗がなく、海外の人が抵抗があるのも、日本人は目でコミュニケーションを図り、海外の人は口でコミュニケーションを図ることに起因しています。  白目が人を進化させたことを知ると、改めて生物の進化の不思議と必然性を理解することが出来ます。