日本が勝利すると日本中がサッカーファンであるかのようになるので憂鬱です。
ただ、西野監督が本田ではなく、香川・乾を起用したのは監督としていい判断だと思います。
長谷部・長友・原口を起用しているのは謎ですが・・・。
今回のワールドカップを観ていると、監督の選手招集や起用方法、フットボールを見る目等に疑問が生じることが多いです。
昨日のコロンビアにしても、退場によりクアドラードをベンチに下げました。
私が監督であれば、ファルカオを下げ、クアドラードを1トップにします。
ファルカオはスピードがなく、90分走ることもできない上に、数シーズンヨーロッパにおいてチームを救うことはできていません。
また、1人少ない状況でハメスを起用することも理解できません。ハメスは、ゲームを支配しているチームに加わる1つのピースとしてこそ活躍できる選手です。劣勢であり、1人少ない状況で走れないハメスを起用することは監督の頭の中に戦術がないことを露呈しているようなものです。
ブラジル代表にしても、なぜパウリーニョを起用しているのか理解できません。
監督がヨーロッパでのフットボールを理解した上で1年を通じ見ているのであればアランを起用するはずです。
また、ウィリアンではなく、ドグラス・コスタを起用していればスイスに勝利できた確率は上がったでしょう。
ドイツにおいても、ミュラー・ケディラの起用には驚きです。代表での出場数や知名度ではなく、現在の実力で選出するべきです。
現代フットボールにおいては、ペップのように選手を成長させ、新しいフットボールにチャレンジすることが成功条件になってきています。
今シーズンのヨーロッパにおいてのモウリーニョやアンチェロッティ、ベンゲル等のおかれた状況を見て、そのことを感じ取ることができた監督はいなかったのでしょうか。ワールドカップのレベルが年々低下しているように感じます。