監督

 ヨーロッパにおいては、フットボール選手と同等か、それ以上に監督に注目が集まります。
昨今も、ジョゼ解任・ペップ来季シティ就任等がフットボール界を大きく動かしました。
 おそらく、昨今1年間どの選手の移籍よりも、上記2点のニュースが話題性・影響力・経済力、どれをとっても、大きなものであったのでは
ないでしょうか。
 しかし、日本においては、監督に注目が集まることは、ありません。
監督のコメントに、翌日のメディアが批判をすることもありません。
 評価をされない世界であるからこそ、監督は育ちません。
良い監督に巡り合わなければ、選手は育たないものです。
 特に、中学生・高校生の時に、出会う監督といえば、ほとんど素人のような学校の教員です。
教員がフットボールに精通しているかといえば、そうではないケースの方が多いです。
 きっと、そのような環境の下で育ってしまったからこそ、埋もれてしまった選手は多々いると思います。
たとえば、フットボールに精通していない人から見れば、背が高い・足が速い・無難でリスクが少ない選手を重宝しがちです。
 その一方、リスクを負ってもボールを前に運ぼうとする選手・体格や身体能力に恵まれないからボールコントロールで勝負する選手等は、
見捨てられがちです。
 これに対し、視点をヨーロッパに向けると、そのような選手を育て、重宝し、世界一の選手・チームに導いているのはバルセロナです。
きっと、日本に優れたフットボール感覚を持った監督がいれば、今頃カンプノウで活躍している日本人選手がいたはずです。
 今後のフットボールを日本人が考えるのであれば、監督を再度検討する必要があるのではないでしょうか。